カモミール・パコ
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◆陣営 : Justice
◆名前 : カモミール・パコ (Chamomile=Paco)
◆性別 : 女
◆年齢 : 17歳
◆身長 : 162cm
◆体重 : 55kg
◆血液型 : B型
◆ステータス
【HP/8、攻撃/4(+12)、魔適/4、耐久/7(+5)、魔耐/9、敏捷/9】
◆装着スキル / SP : 300(+280)
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個人ページ
「もしも、だったら、って考えるの嫌いなの。
その時になってみないとわからないことって、たくさんあるじゃない」
長く伸ばしたストレートの金髪、
広めのおでこに、明るいグリーンの瞳。
スッキリ目の輪郭に、さっぱりとした顔立ち。
体型は細めで、すらっとしている。
マイペースでリアリスト、穏健主義で争いごとや目立つことを嫌う。
しかし、自分の「したいこと」に関しては正直で、
自分の欲求を貫くことには行動力を発揮する。
少々生真面目すぎる一面もあり、小さなことで悩んでは内にため込んでいたりする。
「別に、わかんなきゃ"わかんない"で、いいじゃん」
「気に負わなくていいよ。あたし、人の面倒みるのは好きなんだ」
記憶を無くしていることに、一般人らしく不安をもちつつも、
どこか心躍るような、開放感のようなものも持っている。
記憶を失くす前よりいくらか積極的かもしれない。
今までの自分がどんなものかわからないが、
新しいことにたくさん飛びこんでみよう、
という10代らしい生き生きとした好奇心であふれている様子。
・・・しかし、急にさみしくなって一人で涙をこぼすようなこともあるようだ。
◆返還記憶-----
あたしの住んでる国は、
長い間"人間以外の種族"の入国を禁止していたんだけど。
それが解かれたのか、なんでだったかな。
異国から招かれた「魔女」をもてなすために、
"魔女パレード"が行われたんだ。
それは、とても異様な空気のお祭りだったのを覚えてるよ。
呪いのタトゥーや衣装に身を包んだ人々の踊り、
飾り立てられた馬車、みんなに配られた、真っ赤に熟れたリンゴ。
魔女が通る時、一瞬だけ目が合った。
あたしはぞっとしたんだ。
その人のほほえみが、
あんまりにも、きれいで、恐ろしくて。
・・・あのとき、隣にいたのは、誰だったっけ・・・?
小さなころのこと?
そうだな、とっても平凡だけど、暖かい思い出ばかりだよ。
毎日お母さんのお手伝いをして、
お料理をつくって、お父さんの帰りを待って。
ときどき、お母さんとお父さんは喧嘩をして、
眠れないような夜もあったけど。
それでも、私のことを一番に考えてくれて、
二人はいつも、私を見守ってくれていた。
それにこたえられるように、って思うと、
大変なことでも頑張れたよ。
今の私がいるのは、お父さんとお母さんのおかげ。
心からそう思えるのは、とっても幸せなことだよね。
僕たちは 同じ夢を見る
僕たちは、出会い、愛しあい、傷つけあう
そして、またそれを繰り返すんだ
また君に出会えることを祈っている
僕たちは、永遠にひとつだと、そう信じている
遠い記憶の中で、約束をした。
また会えるようにと。
いつまでも、私たちがひとつであるようにと。
私たちは、それぞれの心にある傷を、埋め合うように寄り添った。
鏡の前にいるあの子は、いつもみんなのことを気にしていた。
美しい顔をしたあの子は、いつも何かに脅えていた。
赤い髪のあいつは、みんなを助けたいと言っていた。
蒼い目をしたあの子は、いつもどこか寂しそうだった。
か細い腕をしたあの子は、結局、誰のことも好きになってくれなかった。
この風景を知っている。とても懐かしくて、悲しい思い出。
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「ロスト・チルドレン現象」により繋がった、
記憶の中の友達とした約束について思い出した。
いつからだったか、一緒に過ごすようになって、
ずいぶん仲良くなったから、
ルームシェアを始めるようにもなって。
その子の名前は、セノビア。
まつげのたっぷりついた、くりくりしたまん丸の目と、
目元についたほくろがとってもかわいい子。
私より一つ下で、でもしっかりしてて、頭もよくて、
いつもは元気すぎるぐらい元気で、
とんでもないことを言っては、
私をびっくりさせたり、笑わせてくれたりする子。
親友、ってきっというんだろうな。
悩んだこともうれしかったことも、全部全部共有した。
いつだって前向きで、目標もあって、
人の悪口もめったに言わなくて、よく笑ってよく泣いて、
私が落ち込んでるときは、一緒に落ち込んで、
それからめいっぱいぎゅーっとしてくれて、
涙でぐちゃぐちゃの私の顔をみて、眉を下げて笑ってくれた。
そんなあの子を、私は尊敬してたんだ。
本人には、言ったことないけどね。
恥ずかしくて。でも、本当の気持ちで、
……きっといつまでもかわらないきもちだ。