前期試験

文化祭の後は前期試験!
皆頑張ってるなー(ほのぼの)



私は勉強なんてしなくてもまぁまぁ点数は取れるから大丈夫だし!!
とりあえず…特力行ってみるか!





in 特力



ガチャ…





『ハロローん』



翼「あ!実奈先輩!!」



『久しぶりに勉強教えてあげるよー!!』



「「「お願いします!!」」」





こうして私は特力(中等部組)に勉強を教える事になった。



5分ぐらい経ったら蜜柑が来た…
どうやら試験の上位成績者になりたいみたいだ





翼「お前が試験の上位成績者ねえ…まあ夢は大きく持つもんだしとやかくは言わねーけど…」



野「えっと勿論僕の出来る範囲の事なら勉強をみるのは全然構いませんよ」





蜜柑…頑張って…





翼「チビ…いつ気付くだろうな」



美「お前が教えてやれよ」



翼「いやー特力なら一度は踏んどく地雷かなーと思って」



『イヤな先輩持ったわね…』



翼「…おいチビ、ポイント定めないでガムシャラに勉強すっから混乱すんだよ…要は試験を出す奴の傾向と対策特にこの学校の試験勉強なんて要領の良さがモノをいうぞーって訳で先輩教えてください」



『そこは自分で頑張れよ…』



翼「先輩…忘れてませんよね?」



『何を?』



翼「奴隷っ」





………すっかり忘れていた!!





『一回目…になるのかしらね?』





ため息を吐きつつも翼達に教えていく…






















それから試験前日まで翼の勉強を見ていた。
“試験勉強を俺だけに教えること”って言う微妙な命令がでたからだ。
後2つはまだ保留にしとくそうだ…




『で?試験前日までじゃなかったの?翼くん??』



翼「イヤ…復習だけでも良いのでアノ…」



『……今回だけだからね?』



翼「ありがとうございます!」



結果悪かったらただじゃおかないから






脅しをかけつつも教える…
さぁ明日は試験二日目…ペルソナにでも会いに行くかな





そして夜が明け試験二日目だ。



今は試験3限目開始前…










『ペルソナ』



ぺ「なんだ実奈か…」



『最近私の仕事ないのって何で…』





つか何で教師?っぽい格好してるの??
今更だけど…





ぺ「…当分お前に仕事は回ってこない…それまで体を万全にしておけ」



『誰から聞いた?』



ぺ「お前の担当医からだ」



『ふーん…で?今からどこに?』



ぺ「初等部にな」



『アイツからの命令?』



ぺ「…」



『……まぁ良いわ』





ペルソナは初等部に向かって行った。
私は高等部に…試験一応受けないとね






彼に幸せあれ
そう願わずにはいられない。


これからどうなるか予想はできる
だけど何もしない。


これは罪ですか?




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