反撃

遠目で蜜柑達を見ていたらなんだか脱出しようと頑張ってる…



ごめんね…まだ私は動けない
今、動いたら玲生がついてくる…絶対





蜜「あ!パーマパーマっ」



ス「パーマじゃないつってんでしょ!!」



蜜「棗目覚ましたよ」



ス「えっ」





アリスを使って蜜柑達の会話を聞く。
良かった…
ホッと一安心した後どうするか考えていたら鳴海の声が聞こえた



蜜柑、通信機あったんだ…
だったら早くつかえよな…





≪もしもし蜜柑ちゃん?僕だけどきこえる?≫



蜜「鳴海先生!!」



≪今井さんから大方の事はきいたよ大変だったね3人とも無事?≫



蜜「あんなあんなっここどっかの港の倉庫やねんっ、あ…棗の具合まだけっこー悪くて…それから実奈先輩も一緒に連れて来られたみたいやねん!!それにここ結界みたいなん貼ってあってアリスつかえへんし…」



≪お、落ち着いて声小さくっ…蜜柑ちゃん声出すのは危険だからここからは黙ってきいて、3人共このまま気失ったフリは続けたままこっちにそちらの状況が聞こえるようマイクをONにしたままでいるんだ≫





鳴海は適切な指示を蜜柑達にし始めた。
流石、教師…ね



私はとりあえず蜜柑達の会話を聞いておく。



私は玲生が蜜柑達に近づいて行かないか確認をしようと思った瞬間、結界が揺れた。



玲生達は静かに蜜柑達に近づいて行く。





『ここから…か』





私も蜜柑達の所に進む。





玲「…成程、通信機だったんだコレ」





玲生が蜜柑の通信機をとり話を進めて行く
私は玲生と鳴海の会話を聞き取りつつ近づいて行く…



そして玲生が捨てた通信機を拾う
スイッチを入れて…





『鳴海…』



≪!?実奈ちゃん!!?≫



『黙って聞いて…私は棗達を絶対守る、だけど限界があるから……出来るだけ早く来て…それまでは私が何とかするから』





ブ…



通信機の電源を切り棗達を見る…
すると玲生がアリスを使いスミレちゃんのアリスを聞き出そうとしていた。



だけど棗がネジ?を投げて玲生に抵抗する。
その後、棗に何か言っている…



どうせ組織がどうやら学園がなんちゃら言ってんだろうな…

ま、棗は抵抗するだろうけど



とか思ったら蜜柑が玲生を突き飛ばした。





『バカ蜜柑っ!!』





そんな事したら玲生にアリスがバレる!!
それに…



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