切原くんお姉さん
天使とお昼

テストを真面目に受け。
後5分でお昼。
私はもう1回問題を見直す…


よしっ大丈夫!!
そう思って時間を確認する。



キーンコーンカーンコーン



「シャーペンは置いて後ろから回答用紙前に集めてねー」



それから回答用紙を集めてお昼の時間になった。



『じゃ私ちょっと行ってくるわ』

「え、どこに?」

『中学校??』

「ハッ!?」

『……一緒に来る?天使みたいな可愛い子とお昼食べるだけだけど』

「………行くっ」



千春を連れて昨日通ったフェンスに来て
私は昨日同様フェンスを飛び越えた。



『ほら早く』

「ちょっと待ちんしゃいっ」

『ん?』

「わ、私ったたたた高いところ無理なんじゃっ」

『…大丈夫だって』



私は千春に笑いかけを置いて昨日の場所に向かう。



「あ、実奈先輩!!」

『天ちゃん昨日ぶりー』



笑って天ちゃんの隣に座る。



『今日はちゃんとお弁当だね』

「先輩と食べるならお弁当じゃないと!!」

『ふふふ』

「へへへ」



と、天ちゃんと笑い合う。


やっぱり天ちゃん可愛い…
そう思ってお弁当を開ける。



「実奈ー…」

「………」

『あ、千春』

「…何でもう食べとるんじゃ!!」

『ごめん、つい…』

「まあ、良いけど…ん?お前さん…」

「………」



2人は見つめ合っている。
私はウィンナーを摘まんで食べる。



「幸村の…妹か??」

「仁王先輩の…お姉さん??」

『ん?知り合い??』

「いや…」

「兄弟が…知り合いです…」

『ふーん…天ちゃんお兄ちゃんいるの??』

「はい…3年に…」

『へー…』



むしゃむしゃと唐揚げを食べる。
うん、上手い!!


…そういえば天ちゃん敬語になってるな。



「幸村妹も大変じゃな…」

「先輩もそうだったんじゃないですか…??」

「フッ…兄に似て生意気じゃな」

「先輩こそ弟さんと同じしゃべり方ですね」

「……姉弟じゃからな」

「…そうですね」

『それよりもお弁当食べようよ』

「「………」」



それから3人でたわいもない話をしてお昼を過ごした。





癒しのお昼ご飯
やっぱり天ちゃん可愛い。
赤也より可愛いかもっ




20120128
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