切原くんお姉さん
長い

あれから千春と一緒に下駄箱に向かう。



「実奈って家どっち??」

『あっち』

「あ、私と同じ方だね」

『そうなんだ…じゃ途中まで一緒に行こう』

「うん」



それから2人で一緒に帰る。


千春には学校の事をいろいろ教えてもらった。



『千春って兄弟いるの??』

「あー…うん、弟が2人」

『へー…私も1人弟いるんだ』



兄弟の話をしたら千春は一瞬嫌そうな顔を見せた、私はそれに気づいてないふりをして笑顔で会話を続ける。


コンビニの前を通る。



「あ、私こっち」

『あ…じゃまた明日…』

「うん…」



千春と別れて家に向かう。


絶対に何かある。
あの嫌な顔…気になる。



『でも今日会ったばっかりだしなー…』



1人でぶつぶつ言いながら家の鍵を鞄から取り出す。
玄関の鍵を開けて家の中に入る。



『ただいまー』



そう言って自分の部屋に向かう。
鞄を床において制服を脱ぐ。
近くにあったTシャツを着て短パンを履く。


鞄の中から今日配られたプリントを出し、明日の時間割を確認して明日必要な物を鞄にいれる。


ポケットにケータイを入れて1階に向かう。
お風呂を掃除してからソファーに座ってテレビを見る


12時過ぎぐらいになりお腹がすいてきた私は冷凍にしてあるご飯をレンジで温めてから卵焼きをつくって食べた。


それからダラダラ、ソファーで過ごした。



「切原先輩…」『ん?』「…そこ」




"明日一緒に学校いかない??"
そう千春からメールが来た。


"良いよ!何時に待ち合わせする??"
そう送って夕飯の支度を始める。


今日はスパゲッティにしようと思う。
あ、サラダも作ろう…





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