切原くん家のお姉さん
酔ってる
お父さんが明日帰ってくる事を知った後、お風呂が入ったので赤也に先に入るように言って私はお母さんと明日の事を話す。
『明日の夜どうする??』
「そうねー…」
『…』
「…実奈ちゃんに任せるわっ」
『え゛…』
「んふふ」
そう言ってお母さんはソファーに横になりに行った。
あれ?お母さんお酒飲んでないよね?? 何か酔っぱらいに見えるんだけど…
『ま、良いか…』
食器を台所に持って行って溜まっている食器と一緒に洗う。
「でーたー」
「あーい」
「…母さん酔ってる??」
『…さぁ?』
「………」
赤也は無言のまま冷蔵庫からコーヒー牛乳を出してコップに注いだ。
『…お母さん先にお風呂入ってー』
「あいー」
のろのろと歩きながらお風呂に向かっていった。
赤也はお母さんがお風呂に向かっていったのを見計らってソファーに座った。
『赤也ー』
「んー?」
『明日ケーキ買って帰って来ようか』
「んー…ん?」
『お父さん帰ってくるし…明日お父さん誕生日じゃん??』
「………本当だ」
赤也は壁に掛かってるカレンダーを見てそう言った。
食器を洗い終わりタオルで手を拭く。
『あ、明日どこいく??』
「んー…あ、最近出来た所行こうぜ」
『あー…あの大きい所??』
「そうそう」
『分かった、9時までには起きなさいよ??』
「分かってるって」
本当かな?? とか思いながらソファーに座る。
忘れられる 明日どんなケーキ買おうかなー… やっぱりチョコかな??
20111207
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