切原くん家のお姉さん
声
お母さんが素早く家を出て10分後、赤也も慌ただしく出ていった。
家を出る前に忘れ物がないか確認させたから今日は忘れ物は無いと思う。
カチャカチャと当然の如く食器を洗う。 本当、慣れって怖いね… そう思っていたらケータイが鳴った。
「恵里奈はバカやからなー」「何やとバカ侑士!!」
カチッ
『もしもし?』
≪おはよー…今日…何時にする?≫
『…10時ぐらい?』
≪んー…わかったー…≫
『寝るなよ?』
≪yes boss!≫
ツーッ ツー…
゙yes boss!゙の発音無駄に良かったな… アレか?ドスの効いた声ってやっぱり良いのかな? いろんな意味で。
『洗濯物は後で干すとして…』
さて、用意しますか!!
『うっわー…』
着替えて化粧して… 洗濯物を干したら…………。
『化粧崩れた…』
うん、めちゃくちゃ悲惨な事に… 誤魔化すか!! これぐらいならまだ誤魔化せる!!
べ、別に化粧落とすのがめんどくさいとかじゃないからね!?
『うしっ!!バッチリ!!』
何とか上手く化粧を誤魔化した。
っと…後1時間で10時…。 ん?どこで待ち合わせだったけ?
とりあえず私は恵里奈に電話した。
プルプr
≪なんや?≫
『待ち合わせ場所どこ』
≪あー…いつもん所でええ??≫
『ん、わかった…後でね』
≪うん…≫
待ち合わせ場所も決まったし、そろそろいつもの待ち合わせ場所に行きますか!!
映画は多分…向こうで決めるだろうし。
私は2階の戸締まりを確認してから1階も確認する…
『うん、大丈夫だね…』
最後に忘れ物がないか、お金が入っているかを確認して家を出た。
ちゃんと確認して出掛けよう
久しぶりの映画 今日はとことん楽しむぞ!!
20111031
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