切原くんお姉さん
掃除

お風呂、リビング、座敷、階段、廊下の掃除をした。


今は12時32分…疲れた。
何ヵ月、掃除してないんだってぐらいホコリまみれだった家。
特に私の部屋はありえないくらい汚かった…
もう綺麗になったけどね!!



『ついでに赤也の部屋でも掃除しようかな…』



私は掃除機を片手に赤也の部屋に入った…



『………え』



部屋には私の写真が数枚飾られていた。
え?何で赤也が私の写真もってんの?
しかもその写真は私が氷帝にいた頃の写真だ。



『あ…これ生徒総会のじゃん』


多分おばあちゃんが家に写真送ってたんだろうな…
つか赤也、何で私の写真飾ってるんだろう。
………ま、良いか。


それから赤也の部屋を掃除した後、夕飯のカレーを作るため下に降りた。



「俺様の美技によi」『跡部くん煩い』
※着信音



『もしもし?』

《あ?姉ちゃん??》

『うん、どうした?』

《実は部屋に忘れ物しちゃってさ…》

『え?……午後から必要な物なの?』

《今日、午後から補習あって…》

『ああ…もしかして宿題??』

《………うん》

『じゃあ今から学校に行けば良いの?』

《お願いしますっ》



ブッ…ツーッツーッ


私は赤也に頼まれた為、新しい制服に着替えて家を出た。
氷帝の制服と違うからかなんだかウキウキする。
多分、私がウキウキしているだ何て誰も分かるまい。





ホコリだらけの部屋

戸締まりよし…
赤也の宿題もちゃんと入ってる…
うしっ!!行くか!!




20110813
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