切原くんお姉さん


シャーペンをゴミ箱に捨て、座敷に戻ったら赤也は居なくて、かわりにメモが机の上に置いてあった。


"自力でやるっス"
と書かれていた、っスってなんだよ…
あ、メモは一応筆箱の中に入れておいた。


それからまた宿題を初めて夜中の2時までやった。



『………』



バタバタ バタバタ
と、あまりにも煩くて目が覚めた。
ゆっくり起きてリビングに行くとお母さんと赤也がドタバタしていた


親子揃って何やってんだ…
呆れつつも2人に問いかける。



『朝から何ドタバタやってんの?』

「あ!実奈おはよう!!」

『おはよう…』

「お母さん!姉ちゃん!」

『「ん?」』

「いってきまーすっ」

『「いってらー」』

「ってお母さんも行かなきゃ!!あ!実奈!!」

『なに?』

「夜作っといてくれる?」

『……カレーでもいいなら』

「ならお願いね!!」



そう言ってお母さんは仕事に向かった、因みに今は8時。



『二度寝…は無理か……朝ごはん食べよ』



今更だけどあの2人朝ごはん食べて無いよなー…明日から朝ごはん作ってやるか。と思いながら目玉焼きを作りつつパンを焼いた。



『んー……ねむっ』



朝ごはんを食べた後は台所に溜まってる食器等を洗う、カチャカチャ音を立てて食器を洗うと何だか主婦になった気分になる。


食器を洗った後は風呂掃除と部屋掃除をしようと思う。





朝は賑やかすぎる

うっわ!!ホコリたまりすぎ!
ちょ…お風呂ぐらい掃除しなさいよ…




20110729
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