【前編】100の質問
***

 


1 あなたの名前を教えてください

「初っ端からどっちで答えたらいいかわかんねえ……」

「アレルヤ・ハプティズムです」

「(無視……)ごほん、ニール・ディランディです」


2 年齢は?

「初っ端からry……25」

「20です」


3 性別は?

「おれらのこの体格で女に見える?……男でーす」

「ホモ・サピエンスのオスです」

「えっ斜め上な回答」


4 貴方の性格は?

「自分でいうのも何だけど、まあ兄貴気質で損な性格かな」

「損な性格なのはぼくもかな……気分が落ち込みやすいぶん、せめて優柔不断にならないようにだけは心掛けてます」

「おれはお前の事、思い切りのいい奴だと思ってるけど」

「えっそう?だったらいいな……後で落ち込んだりもするけど」


5 相手の性格は?

「……意外と短気」

「マジ?気をつけたい……うーん、さっき本人も言ってたけど、落ち込みやすい……し、一人で抱え込みやすいタイプかな……」

「んん……」

「……ま、おれもそーだし、お互い抱え込まずにいきたいところ、です!」

 

6 二人の出会いはいつ?どこで?

「ぼくが17になる前くらいだったよね。刹那が来る前に……」

「あ、そういやそういう話してなかったよな。その2年くらい前に会ってるぞ」

「え!?そうなの!?」

「ほらグラーベさんとヒクサーさんと一緒に居たじゃん、その時にニアミスしてる」

「え、ええー!ぼく気付いてないよ!?喋ったっけその時!!」


7 相手の第一印象は?

「今も昔も変わんないなー、いい子だよ、すごく」

「……ぼくは覚えてないから、17の時の事で言うね……。……なんかキザな人だなーって……」

「えっ……うっそ……」

「(か、カッコいいとも思ってたけど)」

「ショックだ……」

 

8 相手のどんなところが好き?

「性根が本当にいい奴な所。本人はそうじゃないって言うけど、おれはいい奴だと思うし、実際すごくいい子だし、すごい癒される。」

「えっあっど、どうしよ全然違う事考えてた……」

「んあ?なに、どーいう?」

「え、えっと……その、髪の毛、くるくるしてるの綺麗だなって思うし、前髪を時々耳にかける手の仕草とか、遠くを見てる時の目付きとか目の色とか、ああ、ぼく……外見の事で考えてたよぉおおお自分が浅ましくて嫌になってきた……」

「(うわっそんな所見てるのかよ、チクショーこっちが恥ずかしいじゃねーか!)ん、んん、おれもアレルヤが恥ずかしがって、髪を触ってる時とか好きだな、あと瞳の色もおれだって好きだし、ミーティングルームで隅っこで立ってる時の立ち姿とか綺麗で好き、」

「……(赤面)あ、えと。いつも刹那やティエリアの事を気に掛けてて、二人に振り回されても嫌な顔しない……っていうか、楽しそうにしてるとことかも、好き……です」

「……(赤面)はい次ー!次行こう!」


9 相手のどんなところが嫌い?

「またこれ内面?外面?」

「ど、どちらでも……」

「うーん、内面だと、ちょっと自己犠牲が強いところかな。自分が我慢すればいいっていう所。ケンソン?し過ぎ。あとはー、外面でどうしても一個気になる所があって……」

「え、(ど、どうしよ、鼻がひくいとか顔?それとも筋肉とか?あ、やだどうしよ……)」

「手が!!ボロボロな所!!!!」

「へ?」

「せっっっっかく綺麗な手してるんだから、ちゃんとケアしろってかしたい……!これは完全におれの職業病……!!」

「そんなにかい?……どうせぼくの手なんて誰も見てないし……」

「おれが見てるんだよ!」

「……は、はい」

「とりあえず次、アレルヤ」

「う、うーん、彼はぼくにとって完璧でステキだし、理想的な男性像っていうのが第一印象だからあんまり無いっていうか……ん!?何!?ニールその顔っ」

「へえ?さっきキザとか言ってなかった……?」

っ!!こういう所ぉー!!!」


10 貴方と相手の相性はいいと思う?

「……僭越ながら、おれは『いい』と思っておりますが、アレルヤさんはどうでしょうか……!?」

「……恐縮です……(赤面)」

「はいこれは『いい』いいという事ですね!!(ガッツポーズ)」


11 相手のことを何で呼んでる?

「普通にアレルヤ、……かな?」

「……なるべく二人っきりの時は、ニールって呼ぶよう心掛けてます……」

「(顔を反らしながら悶える)」


12 相手に何て呼ばれたい?

「そりゃーこれはもう決まってるでしょ!!」

「え?ロックオン呼びの方がいいの?」

「『あ・な・た・』です!!!」

「????何が違うの????」

「(わかってないなあ……だがそこが好き)」


13 相手を動物に例えたら何?

「「犬」」

「あ、被ったね」

「それ以外で考えるか」

(間)

「う、うーん犬の印象が強くて、なんていうか……パンダ……?(苦悩」

「ヘビ」

「へびですか……」

「あ、鷹とか鷲もいいですね」

「?どういう理屈……」

「……見つめられると動けなくなっちゃうから……」

「んっ……(悶え)」


14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?

「うーん、天の声がピアスと言っております」

「穴、すぐ閉じちゃうんだろうけどねえ……」

「ブックカバーとか日用品になりそう」

「そうだね、皮の手入れ用のクリームとか考えてた」

「あ、じゃあその流れで取り敢えずハンドクリームとかどうだ」

「……色気がねえな……」

「まあ付き合いが長いですし……」


15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?

「もら、ううん……」

「物欲が無いからなあ……」

「まあ、強いて言えば二人っきりの時間、かな……」

「……刹那とティエリアに邪魔されてばっかりだもんね?」

「おまえ急になんか余裕が出てきたな?」


16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?

「これもさっきと同じで、謙遜しすぎなとこ」

「不満……は、無いです。むしろいつもこんなに満足でいいのかなあってくらい……」


17 貴方の癖って何?

「「チッ」ってよく言う……子供の頃から治らない」

「人と目を合わせるのが苦手で、すぐ別のところ見ちゃいます」


18 相手の癖って何?

「あー、まだ話ひっぱるけど、おまえ爪噛む癖やめたほうがいいぞ。いっつも深爪気味だし」

「爪切り無いとつい……」

「切りたくなったらおれんとこ来い」

「はあい。……ニール、は……腕組みしたり足も組むよね。腕はともかく足はよくないよ。腰が悪くなるし骨が歪むからね」

「うお、そうなのか……気を付けます」


19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?

「さっきの爪を噛み切るところ。……ちょっとした自傷なのかな、って心配になる」

「や、べつに深い意味は……」

「でも深爪して血出してるだろう?」

「う、はい……」

「おれがする事で嫌なことは?ある?」

「…………あんまり子供扱い、しないでほしい」

「わかったよ」


20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?

「てかおれら、あんまり喧嘩ってした事無いんだよなあ……(苦笑い)」

「一緒にいる事で、せいいっぱいって事が多いですしね」

「……おれとしては、おまえにもっと感情をぶつけて欲しいんだがな」

「……」


21 二人はどこまでの関係?

「どこまで、って……。//」

「お付き合いしてる関係のていでずっとインタビュー受けてたんだがw」

 

22 二人の初デートはどこ?

「思えばちゃんとデートらしい所に行けて無いなあ……折角だし希望をききたいな」

「(ゆうえんちとか行ってみたい……水族館もいいな……あっそういえば刹那の家の近くに動物園とかあったよね……はわわ何を言おうどうしよう……っていうか……男同士……だし…………)どこでも……」

「アレルヤ?ちゃんと思ってること……言ってくれよ、な?」

「……」


23 その時の二人の雰囲気は?

「(仕切り直しっ)……初めて二人で出かけた時は、おれとしてはいい雰囲気になれたなって思ってたけど……あれ付き合いだす前だったよな?」

「う、うん」

「おれはその時から結構好きだったけど、アレルヤは?どうだった?」

「あの時はまだ……好きとかよく分かってなかったけど……あなたは素敵な人、だから……」

「楽しかった?」

「うん……!」

「そっか、ありがとうな」


24 その時どこまで進んだ?

「……これは、時効だと思って言うんだが……」

「?なあに?」

「あん時手配されたホテル、同室だったじゃん?」

「……あっ」

「覚えてる?ツインのはずがダブルで取ってて、しかも丁度予約が空いたからグレードアップできて、スウィートルームで……」

「え、や、な、何かしたのっ!?」

「夜中にぎゅってハグした(照れ)」

「(え、ええっエッチな事したのかと思ったけど何それかわいいっっ!!!)」

「あとほっぺにチューは……いいよな……?」

「ん、んんっ///(咳払い)よくないっっ」


25 よく行くデートスポットは?

「上映スケジュールだけ見に映画館には立ち寄るなあ」

「時間と見たいものが合えばそのまま入るね」

「東京はいっぱい映画館あっていいよなー」

「ほんと立ち寄るだけの方が少ないよね(笑)」


26 相手の誕生日。どう演出する?

「一度でいいから、アレルヤの好きにさせてみたいなって思ってる」

「え、……エッチな意味で……?」

「いや……まあそれもやぶさかではないが……単純に、おまえがワガママ言うのも聞きたいなとは思うんだよ。でもおまえ可愛いもの好きじゃん?だからいっつもおれが色々あれしてこれして、結局なんかおれの自己満足に付き合わせちまってるだけかなあ、って……」

「ぼ、ぼくもニールのわがまま、聞きたい……よ?」

「(そんな事を言われるが、めちゃくちゃ甘やかしてやりたいわけで……)」

「甘えてほしいよ……?」

「ンン゙、おま、おれの思考でも読んでるのか!?///」


27 告白はどちらから?

「……///」

「こう見えて、実はアレルヤの方から、で……」

「多分好きになってたのはおれの方が先かもしれないんだけど、なんて言うか、アレルヤに好きになって貰えるとか全然おれは思ってなくって、めちゃくちゃびっくりして、(しどろもどろ)」

「だ、だってニールがいなくなるの、いやだったんだもん……!(半泣き)」

「は、はわ、あわ……(混乱)」

「ずっといてほしかったんだもん……」

「ああああすまねえアレルヤー!おれが悪いー!!!だから泣くなあああああ!!!!!!!!泣いてる顔も可愛いけどおおおおおお!!!!!!!」


28 相手のことを、どれくらい好き?

「どれくらい、って……測り切れねえくらい、かな?」

「そ、そういう所がキザったらしいっていうんです(ぐずっ」

「そんなにか?😅」


29 では、愛してる?

「……(こくん)」

「アレルヤ……!(きゅううううん)お、おれもだよ」

(二人だけの世界が広がる――)

 

30 言われると弱い相手の一言は?

「うーん、嫌だとかダメだとか、言われるとちょっと……無体を強いてるようで……」

「やめてくれないくせに……」

「え、あ、いや!それは!それはそれ!これはこれ!普段の話な!?あとおまえ『やめろ』とは一言も言わねえじゃねえか!!」

「いや言っ…………言ってないの……?え、うそぉ……」

「悪くて『いやだ』止まりだよ!!そんでそこで一回止めてるっつーの!!(止まれない時もあるけど!!)」

「…………わ、話題を変えましょう!?」

「おまえの回答はまだだぞ!?」

「うっ…………」

「えと、あの、その……甘えて来られると、ダメです……」

「してほしいとか、このままでいて、とか……言葉というより態度……///」


31 相手に浮気の疑惑が! どうする?

「ああ……ニール、生きてはないでしょうねえ……(他人事のように)」

「えっ……!?」

「ハレルヤが許すと思います?……ぼくは、きっと立ち直れないと思うから……」

「……っ、そんな事ぜったいしないから、」

「じゃあぼくが浮気したら、あなたはどうします?」

「まあ生きては無いだろうな、相手が……」

「ぼくのことは?どうするんだい?」

「……多分、別れると思うな」

「えっ…………」

「浮気って事は、その時にはもうアレルヤはおれの事もう好きじゃないって事だろ?だったら、無理して一緒にいる必要は無いし、嫌な思いはさせたくないよ」

「例えばあなたの興味を引きたかったり、そういうのだったら?それでも別れますか?」

「ん?んんー!そうか、そういうパターンか。……お仕置きは、覚悟しろよ?」


32 浮気を許せる?

「お互いがまだ好きで、許し合える状態であれば」

「……っ(絶対そういう事で興味を引こうとかしないししちゃダメだと理解した顔)」

 

33 相手がデートに1時間遅れた! どうする?

「心配して連絡はしまくるかな」

「遅れて来た、時の事じゃない?うーん待ってる間は連絡するとして、怒りはしないかなあ」

「そもそもお互い、そこまで時間にルーズじゃないからなあ。何かあったとしか思わないかも」


34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?

「急にフェチっぽい内容だな……アレルヤはあるか?そういうの」

「えっと……あのねえ、ここ(手首一の腕の筋・シルエット)がすき……!」

「え!?そんなとこ!?」

「銃を構えた時に筋が浮き上がるのが……すごく男性的で……///」

「(ふおおおおアレルヤからそういう話聴けるとは思ってなかった……!)おれは、そういう意味では首筋のラインが好きだな。鎖骨?デコルテ?とかいうとこ。髪が掛かってるのがまたいい」


35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?

「たまにしかしないけど、たまに髪の毛をき上げるのとか、……セクシーだなあ、って……」

「(多分それ汗かいて髪が張り付くから……)おれは、立ち姿ですら色っぽいなぁって思っちゃうから……」

「!?どのへんが!?」

「なんていうか、前髪がおまえ長いじゃん、だから少し俯き気味になって、それで首がしなるから……んん、この話はこれで終わりっ!」


36 二人でいてドキっとするのはどんな時?

「……ふとした瞬間に、素のニールが出て来るとドキッとしますね……その上で甘えられるともうダメ……//」

「↑こんな風にメロメロに惚れてくれるのも嬉しいんだけど、たまにワイルドな部分を見せ付けられるとドキッとするなあ。男らしいというか、やっぱりパワーじゃ勝てないから」


37 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?

「必要な嘘ならつきますし、上手いと思います」

「おれもポーカーフェイスは下手じゃないかな。……なるべく嘘は重ねたくないんだが」


38 何をしている時が一番幸せ?

「……一緒に寝る時」

「……エッチ!!」

「ばっ!ちげえよ何もしないでいいから一緒に寝たいの!」

「え、そ、そうなの……?(またぼくってばハレンチな事を……!!)」

「おまえはどうなの?」

「…………えっと、あの、その(真っ青)」

「落ち着けって(ぎゅっ、ぽんぽんっ)」

「あ……、これ、こうされてる時です」

「オッケーおぼえた、何度でもハグしてやるっ」

 

39 ケンカをしたことがある?

「さっきもニールが言ってましたけど、実はあんまりそういうの、無いんです」

「たまあに挑発的な事言ってきたりもするようになって来たけどな……。

まあ、あの時くらいか?おれが怪我した時」

「あれってケンカになるの?ぼくが一方的に泣いて、泣き喚いてたって感じなんだけど……」

「いーんだよ、あれが無きゃ、おれは立ち止まろうとなんて思わなかったし。

……おれが立ち止まれない理由だって、理解っただろ?」


40 どんなケンカをするの?

「んーおれとしては、あの時みたいにもっと感情を出して欲しいんだけどなあ?」

「……そっくりそのままお返ししますね?」

「それそれ、そういうのが最近よくある挑発的なやつ(笑)塩対応、ってか?」


41 どうやって仲直りするの?

「たぶん、おれが折れる方かも(笑)」

「ニールそんな……マゾだった……?」

「マゾ(笑)っていうか許さないでいてほしい、的な?お互いのダメなとこ含めて付き合っていきたいからかな」

「ごめんマゾっていうか、言葉が咄嗟に出なかったwええと、なんていうの?健気?」

「マゾでいいよ(笑)」


42 生まれ変わっても恋人になりたい?

「……生まれ変わって人間になれる可能性ってどれくらいなんだ……?」

「別の関係でもいいかな、親子でもいいし、兄弟でも」

「おおー弟とか子供のアレルヤを見れるのかあ」

「……貴方がぼくの弟になるんですよ?」

「えっ」

「貴方を産む母にもなりたいです……」

「それはおれがぜったいにゆるさねえ(真顔)」

「え、なんで??」


43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?

「……ふとした時に、視線を感じて、そういう時は大体いつもぼくの左側にいる事、かな……」

「だっておまえの顔が見たいんだもん。

おれは、朝起きた時に、ギュってされてる時かなあ……。普段あんまりアレルヤから愛情表現ってされないから、起きた瞬間に『あ、ぎゅってされてる』って気付くとぶわって幸せになる……」

「そ、そんなぎゅってしてた?苦しかった?」

「大丈夫、ってか、そんな何か心配させるような事してるかなって思ってさあ、抱きかえしてるんだけどな」


44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?

「今でこそすごく、すごく充足した毎日なんですけど……昔はやっぱり、刹那とかティエリアばかり構ってる所を見るとそう思ってしまいましたし、フェルトとの時は心がザワザワして、苦しかったです……」

「すまねえ、やっぱり不安にさせてたのか」

「大丈夫ですよ、今はそれも含めてあなたの事が好きなんですから」

「(ドキッ)(こ、こういう時に男前を発揮するのやめてくれ!!)

……おれも付き合ってすぐは不安だったなあ、おくびにもこいつはそんな雰囲気を出さないからさ……。

ちょっとずつどう思ってるか話してくれるようになって、感情を出してくれるようになって、どんどん好きになって……。

あ、これ全然回答になってないよな?」


45 貴方の愛の表現方法はどんなの?

「とにかく甘やかしまくる。尽くしたいタイプなのかも。……やっぱおれって、マゾ?」

「甘やかすにしたって、金銭的なものはあまり良く無いですよ、ほんとに……!」

「どちらにせよ、おまえさんはそういうの喜ばないってわかってるんだけどさあ……」

「……ぼ、ぼくも尽くしたいので、結局二人で空回りしてる感がありますね……」

「あ、いいものを食べに行くのもいいが、アレルヤの手料理にだけは何物にも代え難いな……!」


46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?

「先」

「……えっ?」

「……あ、なんでだろ、考えるより先に声に出ちゃった……」

「じゃ、アレルヤが往ったのを見てから、おれもすぐ……往くな。長生きしてくれよ?」


47 二人の間に隠し事はある?

「……あり、ます」

「おれは大体話終えた、かな。

……いつか、聞かせてくれるの、楽しみにしてるよ」

 

(※筆者余談:マリーの事)


48 貴方のコンプレックスは何?

「……生きていること全てが……」

「生き残ってしまった事全てが」

「でも……」

「ああ、おまえがいるから、おれはまだ生きたいって、」

「あなたがいるから、ぼくはまだ生きていてもいいって、」

「「生きていたいと思えた」」


49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?

「もう綺麗に終わったと思ってたんだが(笑)」

「ふふっ、ほんとうに」

「んこれ、アレルヤはどう思ってる?」

「極秘……と思ってるんだけど、あれだよね、フォーリンエンジェルの時に、ほら……ぼく結構みんなの前で怒ったから……」

「あ、怒った自覚はあったのか?

それまではスメラギさんとおやっさん、モレノさんくらいだったんだけどな。

まあラッセとクリスは察したようだ……」

「や、やっぱりそうなんだあ……(恥)」

「フェルトは女の子だからどうだか分からないが……まあ刹那とリヒティは分かってないと思うぞ」

「(名前が上がらないティエリアは……)」


50 二人の愛は永遠だと思う?

「クサいけど、続いてくれたらいいなって思う」

「……永遠なんて、信じてないけど……でも、信じたくなるくらい、希望を持ってしまうくらい、

ぼくは、」

「アレルヤ」

「……ぼくは……っ」

「それ以上言わなくても、わかるから。……わかるから……」

 

【前編終了】

ま、まさか本当に前後で分けるとは思わなかった……!(およそ9000文字)

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