時に擦れず

dantes♀&V


「ダンテ」
「なんだよ」
「貴様じゃない」
カチン「名前呼ばれたら反応するだろが!普通」

「呼んだか?」
「ああ。少し用事に付き合ってくれるか」
「いいけど。その雰囲気、もしかしなくても喧嘩か」
「べ、別に」
「愚妹が勝手に怒っているだけだ」
「てめっ」
「お前ら本当仲悪いよなぁ」
「馬鹿に構うな。そろそろ行こう」
(バージルの奴、初代には優しくしやがって。クソヤロー)



「よ、バージル」
「珍しいな、貴様ら二人とは」
「2様とこれから依頼なのよん。初代も夜から依頼だって言ってたから、買い物係頼めないか?」
「ああ、」
「おばさんの一生のお願い」
「分かったから、そんなに…迫るな」
「メモ渡しとく、ちょっと荷物多くなるかも知れないから、若と一緒に行った方がいいぜ」



「愚妹」
「…………何でしょうか」
「買い物を頼まれた。今から行くぞ」
「!」
「早く支度しろ。日が暮れる」
「はいはい。分かってるよお兄ちゃん」







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