真に滅ぶ時はいつか
いけめんムンちゃんと初代♀
「くっそーテメー!殺すなら殺せよ、何でこの後に及んで生け捕りなんだよ!こっちが雑魚中ボス相手に何回イエローオーブ使ったと思ってんだ!ふざけてんのか」
「やかましいな。裏切り者のせがれの分際で」
「つーかお前さっきまでオッサンだったろ!何で突然女性向けみたいになってんだ」
「肉体年齢を操作できるからだ」
「マジで?若い頃そんなだったの」
「この頃はよくモテたものよ」
「まあ、スパーダの息子なら即始末してやる所だったが、娘と聞いて驚いた。此処まで辿り着いたその強さも認めるが、殺すのが段々勿体なく思えてな。
という訳だ、余の伴侶になれ。悪い話ではなかろう」
「伴侶…?」
「弱者は駆逐され、強者が生き残る。魔界の掟だ。余と貴様の子は間違いなく強いぞ……あのスパーダを凌駕するかも知れん」
「嫌だ!お前なんかと結婚する位ならフェティッシュと結婚する」
「何ッ、余の何がいかんのだ。仇である事以外、ルックスも全て完璧ではないか」
「仇と結婚する馬鹿なんざいねえ。それと、三つ目はタイプじゃねえ」
「ほう…(ピキピキ)
スパーダの娘よ。余が悪魔を改造できることを知っているか」
「へ…?」
「ネロ・アンジェロも然りよ。貴様が従順になるようにこの手で改良してやる。
ギャルゲのヒロインばりに良い女にしてやろう」
「くッ、来るなー!!」