クローン・ベアトリス
4N♀4D
カオスです。クローンネタが大丈夫な方はどうぞ↓
通常通り依頼で悪魔倒してたら、ボスがアグナスでした。
アグナス「遅いぞ!」
ネロ「"遅いぞ!"じゃねーよ。お前まだ生きてたのか、しぶてえ奴だ」
ダンテ「誰かと思ったらいつぞやの変態マッドサイエンティストか。ご機嫌麗しゅう?」
アグナス「おお、伝説のデビルハンター!!相変わらず、う、う、美しい」
ネロ「懐かしんでる所を悪いが。今度こそ地獄にお帰り頂こうか」(苛々しつつ右手を構える)
アグナス「ふん、小僧が偉そうに。そもそも、私は戦う為にお前たちを呼んだ訳ではないのだよ」(得意気)
ダンテ「?」 ネロ「何だと?」
アグナス「そう。私の研究成果……私の究極の"リア充ライフ"を公開する為に、お前たちを呼んだのだ!!」
ネロ「は?」 ダンテ「???」
アグナス「くくく、嫉妬するなよ小僧。括目せよ!これが研究成果だ!!」
赤いカーテンが開かれ奥から出てきたのは、何故か3の頃の若いダンテ。
ダンテ「な……何で…!?」 ネロ「こいつ……もしかしてダンテ、か?」
アグナス「フォルトゥナでの騒動の際、教会の床に残っていたデビルハンターの毛髪を採取し、その細胞からここまで育った。いわばクローン」
若いダンテ「―――」
アグナス「悪魔のDNAを持つ細胞は、構築のスピードが人間よりも遥かに上だ。まあ、私程の天才となればそう難しくはないがね……」
ネロ「こいつが…あの……オバサン、だと…?」
ダンテ「オバサン言うな。一応あたしにだって若い頃はあったんだから」(照)
アグナス「一応、"ベアトリス"という可愛い名前があるのだ…フフ…」
ダンテ「メイド服を着させてる辺りかなり良い趣味してんな、アンタ」
ネロ「こんっのド変態野郎が…!ダンテの細胞で遊びやがって」
アグナス「ベアトリスは、じゅ、じゅ、従順な子でね……何でも言う事を聞くのだ」
ベアトリス「アグナス様」
ネロ(喋った!!)
アグナス「何だね、ベアト」
ベアトリス「だいすきです(はぁと)」
アグナス「ほぉあ!!わわわわ私も、私もだよ!!!」
外野を無視し、いちゃつき始める二人。
ネロ「(うーわぶっ殺してえ、俺まだ言われた事ねえのに何なんだこいつマジで)死ねええええええええええええええ!!!」
ダンテ「落ち着けよ」(フードを掴む)
ネロ「アンタは不愉快に思わないのかよ!!」
ダンテ「まあ流石にキショいけど。だがもう生まれちまったモンはしゃあねーしもうイイよ」
ネロ「!」
ダンテ「細胞が同じでも、ここまで中身が違えば別人と同じだろ?他に大した疾しい事は考えてないみたいだし、とっととお暇しようぜ」
ネロ「ダンテ…」
ダンテ「何だよ。オバサンじゃ不満って言いたいのか?」
ネロ「――別に言ってねえよ。さっさと帰るんだろ、早く此処を出るぞ。変態が移りそうだ」
ダンテ「ああ。そ、そ、そうだな」
ネロ「ソレやめろ」
おわり