どうか
3V♀3D R18
「あっ、あっ、あぁん、」
必死に手摺にしがみ付いて、ダンテはバージルから受ける愛撫に喘いでいた。薄青のドレスは乱れ、たわわに実った胸が上下に揺れる。突き出した尻穴にはバージルの男根が深々と刺さり、何度も出し入れを繰り返していた。
両親が亡くなった後も、二人は幼い頃から育った屋敷で生活を続けていた。ダンテは幼い頃から双子の兄である筈のバージルに恋心を抱き、ついに自分の気持ちを吐露してしまった。バージルは動揺を見せる事無く、彼女の気持ちに応えた。そして箍が外れたかの様に、二人は禁断を破った。
現在でもダンテは、この様な関係が普通ではない事を理解していたし、してはいけない事だと考えている。バージルは滅多に恋人が睦み合う時のような言葉を吐かない為、彼が自分に対する情けでこの関係が続いているのではないかとも思っていた。
それでも、己の気持ちは偽れよう筈もない。ダンテは、兄の姿を見ているだけで動悸が激しくなるのだ。それ程までに、彼女はバージルを深く愛していた。今の行為を求めて来たのも、ダンテの方だった。バルコニーで新聞を広げる兄の前で、ダンテは娼婦の様にはしたなく裾をまくり上げ、愛液の滲んでいる下着を見せつけた。「どうか犯して下さい」、と。
「んうぅ、バージ、ル…そ、ち、ばっか、り……ン、…オ○ンコ、にも、入れて…」
バージルは未だ挿入していないダンテの秘部を、二指を使って割り開いた。薄赤の割れ目は今か今かと待ちわびる様に愛液を分泌し続けており、可愛らしい大きさのクリトリスがひくひくと動いている。
「緩いな」
「あぅっ、やらッ…、そんなッ、くりくり、しないでッ」
人差し指は陰核を、中指はその下にある尿道口を攻め立てる。的確な愛撫に、ダンテは喉を仰け反らせ鳴いた。
「なら、自分で挿れて見せろ」
耳元で囁かれ、ダンテは顔を火照らせる。椅子に座った兄に乗り上げると、抜き出された男根を手にとり秘部に宛がった。
「はぁ…、ぁ……っ」
秘部を滑らせる感触にうっとりと目を細める妹を見て、バージルは嘲笑した。
「…淫乱」
腰を下ろすとそそり立つ男根は割れ目を押し入り、膣内へ侵入していく。
愛しい兄(おとこ)の肉棒が胎内を犯す感覚に、ダンテは天にも昇るような気持ちでいた。バージルの期待を裏切らぬよう、必死に括約筋を使って締め付けていく。
「もしかしたら……母さんの胎内に居た時から、俺の此処を咥えていたのかもな」
「ア、ア、…おれ、あかちゃん、のころから、淫乱…だったの…?、あン、」
「ふ…、そうかもな。」
最早何を言われようが、彼女にとってはどうでも良かった。ただ、兄の側にいられるのなら。