Mothers

ネロアン初代♀
会話のみ



「どうしたんだよその花束」
「…今日は、」
「?」
「母の日と言うんだろう?」

ネロアン、初代に花束渡す

「ああ、今日だったか。花瓶に飾ってやったら、きっと俺達の母さんも喜ぶ」

母が映る写真立てに目をやるダンテ

ネロアン、花束から一本抜いてダンテの髪にさす



「似合ってる」
「まさか、俺に宛てた花…じゃないよな」
「ああ。何かおかしいか」
「だから、違うって何度も言ってるだろ」
「俺にとって、お前は母みたいなものだ」
「やめてくれっ!こっちが恥ずかしい」
「ダンテ、愛してる」
「ああもう、くそ……俺もだよ」

写真の母がわずかに笑う



おわり


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