warmth

VD(性別どちらでも)
幼少→3→1と変わります




「ほら」
「………」
「あったまるまで、こうしててあげる」
「…ダンテの手、温かい」
「バージルの手は、つめたいね…凍えちゃったらいけないから、ぎゅってしたげる」





「こういう時、人肌が一番いいんだとさ。気分はどうだ」
「……暑苦しい」
「素直じゃねえ、こうしないと冷たいままだろ」
(ガキでもあるまい)
「ガキじゃねえのに、って顔に書いてるぜ。お兄ちゃん」
「………」














「すまないな」
「謝ることなんかないさ。何だか夢みたいだ」
「?」
「毎日、一緒に外を出歩いたり、食事したり、こうしてベッドの中で眠れるのがなあ」
「………」
「なあ、バージル……俺とこのまま、ずっと一緒に暮らそう。何にも気を使わなくていい。ただ、側に居てさえくれれば何も……」
「………」
「なーんてな、冗談だよ。

あんただって、色々やりたいことだって出来るだろうしな。それまではついててやるさ」
「………ダンテ」
「もう寝よう。おやすみ」










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