零、


今回の企画は、「納涼落乱百物語」と題しまして、怪談話をRKRNで書いて百物語をやってみよう、というものです。しかしどうせやるなら本格的に！という無駄な凝り性のせいでこんな仰々しい企画になってしまいました…少し前置きが長くなりますが、どうかお付き合いください。

皆さんご存知かと思いますが、そもそも「百物語」とはまず百本の蝋燭を灯し、一人から多数の人間が一つの部屋で各々持ち寄った「怪談」を一つ話すたびに蝋燭を一つ消していく。そして全ての蝋燭が消えたとき、その場所でも何か怪異が起こる。というこれ自体が怪談のような伝承です。
蝋燭は古くは青い紙を巻いた行灯だったとか、新月の夜でなければならないとか、青い着物を逆合わせに着なければならないとか、今では簡略化されていますが様々な作法があったようです。

WEB上では限界がありますが、今回可能な限り「百物語」に必要なシチュエーションを揃えてみることにしました。
・藍色の背景は青い着物と行灯の青い紙、橙のリンク文字は灯った蝋燭、灰色の既読リンクは消えた蝋燭を表しています。
・物語の更新は新月の夜のみです。具体的には7/1、7/31、8/29、9/27の四日間です。時間のほうは夜、としか言えません。すみません。

また、リンクの繋がらない状態でタイトルが増えていることがありますが、これは出来上がった怪談を上げ忘れない、更新を迅速にするための個人的な措置です。あくまでリンクが繋がるのは更新日になってからです。拙い演出のため、申し訳ありませんがご理解ください。
更新日に一度繋がったリンクは剥がされることはありません。予め更新日と履歴を確認の上閲覧してください。万が一誤ったリンクがありましたら、お手数おかけしますが報告していただけるとありがたいです。

次に怪談の内容について。執筆者は、NasjaS＠NKMT、Fez＠鵺式。の二人で書いています。
左の奇数はNasjaS、右の偶数はFezの担当です。特に相談をしながら書いているわけではないので、内容やキャラが被ることがあるかと思います。そのへんは生暖かい目で見守ってやってください。

そして、テーマはあくまで「怪談」、「怖い話」です。苦手な方はご注意ください。
キャラが妖怪や怪異になっていたり、遭遇したり、現代ホラーだったり、あるいはただ、ひやり、とするだけだったり。中には皆さんが聞いたことのある話などもあるかもしれません。しかしそれはあくまでキャラに演じてもらっている、と考えて楽しんでいただけたらと思います。
こんな色物企画なので、もちろんBL要素がある場合があります。
一つ一つの作品の冒頭に、誰が出てくるのかや、ネタばれにならない程度の簡単な設定は載せさせていただきますので、そちらも参考にしてみてください。

最後に、この企画はフリーではありません。無断転載は絶対にしないでください。
企画トップページへは、NKMT、鵺式。からのみリンクが貼られています。

長々と失礼いたしました。読んでいただいてありがとうございます。
…こんなことを言うのも野暮かと思いますが、もし「ほんとに何か起こったら怖いよー」という方がいらっしゃいましたら一気に閲覧するのを避けるとか、日付が替ってから閲覧するとかしてくださいね。
もし何か起こってしまってもこちらで責任は負いかねますので…自己責任での閲覧をお願いします。へへへ…。