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katobeanさんへ


ずばりお答えしましょう。

もし、由香が叶夜にデレッデレで、恋愛感情を向けているとします。
その場合、叶夜は本編のように冷酷な側面を出す事なく、ただ穏やかに、今迄と同じように緩やかに由香を束縛するだけでしょう。
本編49話のように、押し倒して無理矢理迫る、みたいな展開にもなりません。

いずれは押し倒していると思いますが、こんな急に、しかも無理矢理ではなく、叶夜の方も出来る事なら双方の同意の上で事を運びたがる筈なので、由香の心の準備が出来るまで待って、手を出す筈です。

叶夜に対して家族愛以上のものを抱いていたとするならば、由香の方も拒絶しないでしょうし、むしろ進んで花嫁となる事を望むでしょう。

これだけ書くと、叶夜を選んでおけば円満に収まるように見えますが、そこはルフラン邸の面子が黙っていません。

ロザリアは、由香が説得すれば納得させる事も可能かもしれませんが、キースの方が大人しくしてくれません。

一人の人間の少女を二人の吸血鬼が取り合っている訳なので、本編での叶夜の役を、キースが担う事になります。

キースの方はロザリアのように、由香が幸せならなんでもいい、と割り切っている訳ではなく、あくまで自分の手の届く範囲で由香に幸せでいて欲しい、そうして自分に対して笑いかけて欲しいのであって、他の男の花嫁になる事はまず許さないと思います。

結局は叶夜対キースの本気の殺し合いに発展し、恋愛感情ではなく友愛しかキースに抱いていなかったとしても、どのみち由香にとっては辛い展開にしかなりません。

なんだか質問趣旨とずれてしまった気もしますが、だいたいこんな感じです。

あくまで仮定の話なので、本編の由香はやっぱり叶夜の事は大事なお兄ちゃん、としか見ていないので、それ以上の存在になる事はまずありえないと思いますが……。
吸血鬼二人から惚れられたのが運の尽きです。

かなり長くなってしまいましたが、以上です。
質問ありがとうございました(*´∀`*)


2014/06/27 23:12
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