放し飼いの発情犬 | ナノ


※強姦ネタ
静雄さんは青葉を女だと思ってヤってます



鼻に付く甘い香り、鼻からその香りで犯されていくような甘い蜜のように感じられた。身体をまさぐるように這う掌は熱を持っており熱く感じられる。後孔でひたすら動かされる指は良いとこばかりを狙ってきていた
まるで発情犬と化した目の前の池袋最強と言われている男は自らの性欲を満たすためだけにただ手を動かしている

「っん、あぁ、もう、や、めろッ…!」

口で言ったって発情犬には聞こえる訳がない、池袋最強の前では体を動かすことすら叶わなかった。きっと誰かの策略で己に恨みでもある誰かの仕業だろう、だが平和島静雄にこんなにも強い性欲倍増剤を盛り己を気絶させ平和島静雄の前に連れ出したのはきっとアイツしかいないと確信した
肌を這う掌の力加減は池袋最強の物とは思えないくらい優しいものであり不気味であった。好きでもないのに止まらぬであろう性欲のせいで相手から口付けを施される、咥内で動き回る舌の唾液が気持ち悪く口付けと言うよりは一方的にがっつかれるだけに感じる
自分で言うのもなんだが己は一般的な高校生より背が低いものであり平和島静雄とはかなりの体格差があった、それのせいか無駄に大きい平和島静雄の掌や指が性感帯をよく擦り気持ち良さが倍増した

「ひぃ…ッ、んあ、も、だめ、っ…イ、く…ぅッ」

後孔で蹂躙する様に動く指により前立腺を何度も刺激されればドライでもイける気がした、漏れる声のせいで口から唾液が零れ顎を伝うとまるで引き寄せられるように平和島静雄は唾液を舌で舐めとった、正直かなり気持ち悪い
肌を這う掌は男なのだから膨らみのない胸ばかりを執拗に攻め、指先で胸の突起を優しく摘んだり舌先で舐めたし転がしたり、歯で甘噛みすると繰り返していた。きっと平和島静雄は己を女だと完全に勘違いをしている
そんなことを考えていた刹那、不意に前立腺を指の腹で強く押されれば体がびくんと跳ね己は呆気なく白濁を吐き出した。己の声でイったと確認をしたのかゆっくりと後孔から指が抜かれたと思えば人より大きめな自身が後孔へ宛てがわれるのを感じた。ズプと音を立て先端が己の中へ埋まっていく

「ッい…や、あぁ、はな、せ…っ!やめ、いれ、んなよ…っ、抜け、抜け…!」

声の抵抗なんて勿論効く訳もないのはわかっていたが恐怖の色が顔に出ているのだろうと感じた、更にズプスプと中に挿入されるのがわかった。勿論男同士の性行為なんて初めてで恐怖しかない、奥へ奥へと極力平和島静雄も気を遣っているのかゆっくり挿入をされるが圧迫感を感じるのは変わりがない
平和島静雄を離させようと肩に置いていた手に力がこもり無意識に爪を立てていた。目の前の平和島静雄の頬は紅潮しており己の締め付けに耐えているのか唇を軽く噛み締めていた
そんなことを考え気が緩んでいたのか力が抜けた一瞬の好きを平和島静雄は逃す事もなく奥に挿入された。圧迫感と異物感、奥を僅かながら先端が突いていること、何もかもが未体験であり恐怖に包まれた
我慢が効かないのかまだ慣れてもいないのに平和島静雄が腰を動かし始めたことにきゅうぅっと後孔が締まった。その刹那締め付けに耐えきれなかったのか平和島静雄は己の中に沢山の白濁を吐き出した

「んうっ、あぁ…ッ!や、やだ、きもち、悪い…んんっ、はあ、や、抜け…っ」

暫く平和島静雄が息をついていたその刹那、部屋の扉が開かれた。己と平和島静雄がいるのは一般的な寝室のような場所でありベットの上であった。そして開いた扉から出てきたのは折原臨也であった
口元に三日月を浮かべる折原はゆっくりと此方に歩み寄り始める。一方の平和島静雄は発情犬状態のままであり折原には全く気付く様子は無いように窺えるが落ち着き始めたのかゆっくり腰を動かした

「哀れだねえ、青葉くんさあ
こんな馬鹿発情犬に犯されて気持ち良く喘いじゃって、もしかして初めてじゃないんじゃないかな?実は慣れてたりするのかな?
淫乱だね、青葉くんは」

「はあ、あぁああ、ッ、ん、くっ…だ、まれ…ッ!」

ベットに緩慢とした足取りで歩み寄る折原は楽しげにくすくすと笑みを深めていた。頭の左右のシーツを先程まで肩に置いていた手で握り締め未だ続く圧迫感に押しつぶされそうな体を必死にベットに押さえ付けるように堪える
前立腺や奥ばかりを狙う平和島静雄に声が押さえられる訳もなく自分の声じゃないような声が出る度に嫌悪感に包まれる。痛みも勿論あるが、たまにくる快楽が堪らない程気持ち良くそれすらも嫌悪感となってしまう
不意に太股へ手が添えられたと思えば平和島静雄の肩に足が担がれ奥深くへと挿入される形となった。最奥を突かれれば妙な刺激が全身を駆け巡った、平和島静雄の精液で解かされた中をひたすら平和島静雄は自らの絶頂の為腰を振り続けていた
その時だったベットへと上がった折原はベルトを外しジーンズのファスナーを下ろし自身を取り出した

「…んぁっあ、やッ、何、す、んだよ…ッ」

おもむろに片足を掴まれたと思えば取り出された自身が己の後孔へ近づく、すると有無言わず折原はそれを無理矢理中へと押し込んでいった。伝わるのは痛みのみ、苦しさと再びの圧迫感、感じていた快楽など消え去った
奥まで折原が自身を挿入し終えると平和島静雄と一緒に奥を突いてきた。体が暴れられぬよう折原の両手で両手首が掴まれている

「あはは、すっごい良い締め付けだよ、青葉くん
君にやっぱりこっちの素質あるよ、淫乱だったんだね、やっぱり
ほら、気持ち良いでしょ?」

「あぁっあ、い、やッ、はあっん、ふぅ、くうぁっ、抜、け…ッ」

限界は近かった、奥や前立腺を押し潰すように突かれ続け己は二回目の絶頂を迎え呆気なく白濁を吐き出した。その締め付けに耐えきれなかったのか折原も平和島静雄も己の中へ白濁を吐き出した
二人分もあるからか出された量は多く、まるで水が腹に溜まる気分であった

「青葉くん、君はずっと俺達と一緒だよ?
もう逃がしはしないから、性奴隷くん」

折原は太股へ吸い付くように口付けを施した、告げられる言葉はまさに絶望的なものであり苦笑が零れてしまうくらいであった




魅惑の青い果実の葉
(その後の俺は普通に学校へ行き)
(帝人先輩と1日を過ごし)
(学校から帰宅して)
(折原臨也の家に向う)
(そんな生活を繰り返した…、)




2010.07.07


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -