ガイルク


名前を呼ばれて顔を見るのが恥ずかしくなってしまった。
なんだろう、なんでだろう？

(いつもは気にならないのにさ。最近は体の真ん中あたりがきゅうってなって、心臓はどきどきと音をたててる。)

まあそれで、呼ばれたのでとりあえず返事を言おうとしたのに、声がうまく出なくてガイは心配して近くに来てしまった。そうしたらまたどきどきとして今度は頬も熱くなった。

「風邪を引いたみたいだけど大丈夫か？」なんて言われてまたどきどきして。

これはなんだろう？病気かな？


「ああ、もしかするとそれは一生治らないかもしれませんね。」なんてジェイドが笑いながら言ってきた。だからなんだよこれは！



(かくいう俺も同じ症状さ。むしろ一生治らないでくれ！俺は一生治る予定なんて無いからな！)

(えーガイと同じとかやばそう。ジェイドー俺の病気治してー！)


それは恋かもしれない

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