ダイゴさんは私の事をどう想っているのだろうか。

(恋人ってなんだろう、よくわからないや)

ここ数ヶ月会ってない。なんでも珍しい石を見せてもらうためにジョウトに行ってしまったのだ。

(ダイゴさんから告白してきてくれてた。でも付き合ってからは付き合う前より会わなくなった。なんだか私だけどんどん好きになっていって、ばかみたい)


今日はジョウトの子に珍しい石を見せてもらったのか頂いたようで、さっきの電話ではその事について語っていた。まあそれはいつもの事だけどね。

でもなんで私はさっきからイライラしているのかというと、ダイゴさんがその子に石をプレゼントしたと言うからである。しかもかなり大切な石を。
あの、石マニアのダイゴさんが人にあげるなんて事なかなか無いのに。

私がもらった事がある石は二人で探しに行って見つけた星の石。星の石は別に珍しくもないし、ダイゴさんの部屋にもたくさん飾ってある。

その子はダイゴさんにとって特別な子なのかな。

わたしはダイゴさんにとってどれくらい特別なんだろう。

もうやだ。
ダイゴのさんのばかあほどじまぬけの石マニア!ってこの石だらけの部屋で一人悩んで嫉妬して喚いている。

(早く帰ってきて下さい、ばかばかばか!)



性格が迷子
嫉妬しちゃう話

主人公の名前は決まってないのでハルカにしておきます

続きます


2012/08/07 00:13
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