犬も歩けば棒に当たる 4
てくてくてく。
今日も犬は歩く。
少年「こんにちは。」
犬 「こんにちは、麒麟です(※低音ボイス)」
少年「ねぇ、知ってた?」
犬 「何を?」
少年「あのお坊さん、じつは妖怪なんだよ。」
犬 「え…」
少年「うそだよ。」
少年は嘘をついたので、犬はお寺で説教をしてもらうために、お坊さんに会いにいった。
その後、少年の行方を知るものはいない。
おわり
(あとがき)犬に麒麟ですと言わせたくて書いた短編。書き始めたらなぜかお坊さんが妖怪だというオチになった。ホラーっぽくなった。