「俺と彼」「手紙の君」「貞淑な?奥さん?」
三者三様・ランチ編
注文した料理のなかに、大宮くんの嫌いなブロッコリーを見つけてしまった真田くん。
真「(あ…ブロッコリーだ。大宮、嫌いだよね。)料理取り分けるね。お皿ちょうだい?」
大「ああ、ありがと。(真田、ブロッコリーを避けて取り分けてくれてる。俺がブロッコリー嫌いって覚えててくれたんだ)」
真「はい、どうぞ。」
大「料理取り分けるの上手だな。盛り付けがキレイ。運ばれてきたときより美味そう。…それに、俺の嫌いなのを避けてくれてありがとう。」
真「(わー!大宮に褒められちゃった!しかも、俺がブロッコリー避けたのにも気付いてくれてた!)ううん。さ、食べよ!」
注文した料理のなかに、自分の嫌いなトマトを見つけてしまった幸前くんが千種くんに…。
幸「(隣のカップルは彼氏の嫌いなもの知ってたのに…。ちーちゃんは俺が何を嫌いか知らないのかなぁ?)ちーちゃん、俺、トマト嫌ぁい。ちーちゃんが食べて!」
千「だめだ。好き嫌いせずに食べろ。」
幸「ちーちゃんのイジワル…。」
千「ほら、あーんしてやるからトマト食べろ。あーん。」
幸「(やったぁ!)あーん!あ!トマト美味し〜!ちーちゃんが食べさせてくれたから、トマト美味し〜。」
千「好き嫌いすんなよ。」
幸「うん!」
真「(そ…その手があったか!俺も大宮にあーんってしてあげたい…!)」
大「(今度、真田にあーんってしてもらおう…。いや、俺が真田にするのもいいな。)」
二組のカップルの話を聞いてしまった安堂くんと透くん。
安「透くん!俺、にんじん嫌いなんだ!」
透「(いやいやいや。隣のテーブルに触発されすぎ。昨日の晩飯で、にんじん、美味そうに食ってたじゃねーか。)あ、そー。食えないなら、残せば?」
安「(透くん…冷たい!俺の作戦が見破られてる?)あっ、透くんはグリーンピース嫌いだよね?俺がより分けてあげるね。俺って優しい?透くん、俺のこと惚れ直した?」
透「いや…いい。嫌いだけど、全く無理ってわけじゃないし。」
安「…。あーんってしてあげようか?」
透「(俺の話をなかったことにしてる…)いい。自分で食うからいい。」
安「遠慮しないでいいよ!なんなら、口移しで食べさせてあげる。」
透「やめろ…!」
幸「(口移し!いいこと聞いちゃった!今度ちーちゃんに口移しで食べさせてもらおうっと。)」
真「(口移し…!してもらいたいけど…!そんなこととても大宮に言えない…!)」
あとがき
っていう思いつきです\(^o^)/
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