「俺と彼」「手紙の君」「貞淑な?奥さん?」お遊び会話文小ネタ
三者三様デート編
服屋にて・千種くんと幸前くんの会話が耳に入ってしまった真田くんと安堂くん


幸「ちーちゃん!この黄色いのと白いのと、どっちが俺に似合うかなぁ?」
千「ん?黄色いほうが似合うと思うよ。」
幸「そうかなー?デザイン派手じゃない?」


真「(うわっ。自分から恋人に聞いてるのに、すすめられても決めないんだ。あーゆーのは嫌われても仕方ない行動だと思う…。)ねーねー、大宮。青いのと黒いのと、どっちがいいかな?」
大「(真田は何を着ても似合う!が、あえて言うなら)そうだな、青いほうが似合う…っていうか、青いのが俺の好み。」
真「(うあ!大宮の好み!)じゃー、絶対青いほうだね。」
大「(真田、照れてる…かわいい)真田、俺にも服選んで?真田好みな俺になる、そんな服。」
真「うん!(やった!大宮を俺色に染めちゃおっと!)」


幸「ちーちゃん!この緑のとダークベリーなのと、どっちが俺に似合うかなぁ?」
千「あー、ダークベリーだな。」
幸「えー?何か地味じゃなぁい?」


安「(恋人に聞いておいてその意見を否定するだなんて…、信じられないな。俺なら透くんに選んでもらったら即決する。)透くーん!このジャケットとこのコート、どっちがいいと思う?」
透「そうだなー…。どっちも安堂に似合うけど…。俺はあっちにディスプレイされてるショート丈のやつがもっと似合うと思う。」
安「(透くんが俺のために選んでくれた。嬉しいー!)ホントだ。あっちのやつのほうがいいかも。あれを買おうっと。選んでくれてありがとう。透くん!」


幸「ちーちゃんちーちゃん!このグレーのと赤いのと、どっちが俺に似合う?」
千「………おい。」

真&安「(あっ!とうとう彼氏が怒った?)」

幸「(どしたのかな?俺が決めるの遅いから怒ったのかな…?)ちーちゃん、なぁに?」
千「幸前に一番似合うカッコ、教えてやろうか?」
幸「…うん。」
千「何にも着てないのが、一番似合うし一番好き。」
幸「(わぁ!これってえっちのお誘い?)もぉ、ちーちゃんのばかぁ!…ねーえ?一番似合うカッコの俺見たい?」
千「ああ、見たい。」
幸「じゃあ、ふたりっきりになれるとこ行こぉ?そこで見したげる!」
千「服、買わないの?せっかく買いにきたのに。」
幸「あっ、買うよぉ!黄色いのとダークベリーなの買うねぇ。ちーちゃんが選んでくれたやつ!(ちーちゃんの気が変わらないうちにさっさと買わなきゃ!)」

お会計を済ませ、べったりした様子で店外へ出る千種くんと幸前くん。

真「(…なんか悔しいんだけど。)」

安「(透くんも何も着てないのがきっと一番似合う!だけど、そんなこと言ったら3日くらい口きいてもらえないかも。でも言ってみようかな?)」





好評につき(?)第二弾。
第三弾があるかどうかは不明\(^o^)/

今回は透くんの出番が少なかった…。


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