▼ジョナサン



バタン!

「ただいま!!」

「おかえり」

「……ジョ、ジョォォジョォォォオオオオッッ!!」

「なんだいディオ」

「おッおおお俺は今日も頑張ったッがんばっだんだァァァッッ!!」

「うん、今日もナイスなディオっぷりだったよ。頑張ったね」なでなで

「うりぃぃぃ」

「夕飯はディオが好きなハンバーグだ、早くうがい手洗いをしてきてね」

「!分かったッ」

(今日もディオは可愛いなあ)

「洗ってきたぞジョジョ!」

「用意はもう済ませてるよ、一緒に食べよう」

「うむ」

「どう?美味しい?」もぐもぐ

「うりゃあ……」もぐもぐもぐもぐ

「美味しそうで何より」

「ジョジョ、明日はこのディオが腕によりをかけて手料理を披露してやろう!」

「えっ……万が一指を切っても泣かないって約束できる?」

「だ、大丈夫だ!ちゃんと猫の手でやるし第一俺の得意分野じゃあないか、余計な心配はいらんッ!」

(この前玉ねぎで大泣きしてたけど……)
「ごめんねディオ。今から楽しみだよ」

「フンッ、俺はジョジョよりも料理上手だからな!感動で涙を流させてやる」

「涙流してるのは何時もディオだよね?」

「WRYYYYYY!?こ、この俺がいつ泣いたというんだ!」

「毎日」

「う、うりり……おれはべつに……なきたくてないてるわけでは」

「はいはい、僕が言い過ぎたよディオ。君の泣いてる顔を独り占めできて結構好きなんだけどさ、君も好きで泣いてる訳じゃあないものね」

「……趣味が悪いぞジョジョォ!!」

「ディオ、顔が赤いよ」



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