01

M…モノローグ


タイトルコール
ゆりな01『君の一番、だぁーれ?』

SE:足音
SE:ざわめき

登校中。
学校の廊下を歩く一人の少年。名前は歩(あゆむ)

歩02.M『俺の名前は歩。至ってごくごく普通の男子高生だ。今日もいつも通りに教室へ向かっている』

SE:がらっ(引き戸が開く)
あくび混じりに教室内に挨拶をする。

歩03「おっはよー」

ゆりな04「あ、なんだ歩か」

声に振り返った少女、ゆりなはあからさまに残念そうな声をあげる

歩05「なんだ、って何だよ」

歩06.M『こいつはゆりな。俺の幼なじみ、というか腐れ縁?俺には嫌な態度ばっかり取って…顔は可愛いのに残念な奴だ』


SE:近づいてくる足音

秋07「歩、おはよう」

そこへ笑顔で近づいてきた少年は秋都(あきと)

歩08「おう、秋(あき)。おは…」(よう、と言おうとする)

ゆりな09「あっ、秋都くーんっvおはよー!」(明らかにかわいこぶって。語尾にハートマークつけて)

歩10「ちょ、なんだよ!俺と秋の差!」

ゆりな11「うるさいわね!あんたはひっこんでて!」

歩12「何だと…!」

歩13.M『今、近づいてきたのは俺の親友の秋都。優しい性格とルックスで女にモテる。俺とは正反対だ。』

ゆい14「あっ、あっきーおはよー!」

SE:抱きつく音

秋15「あ、ゆいおはよう」

あや16「おはよー、あきとく〜ん」

秋17「あーやもおはよう」

ゆりな18「ああっ!あんたのせいで話しかける機会、取られたじゃない!」

歩19「俺のせいかよ!」



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