世界は残酷で綺麗でそれでいて少し温かい
私を暖めてくれる彼
僕を暖めてくれる彼女
少しくらいわがまましたっていいじゃない
親指くらいの小さな悪意
無重力に溺れる
まるで砂糖みたいな雪
ホットココアの温かさと君の温もり
半分こした肉まんはいつもより美味しい気がする
帰り道に2人で見上げる金星
さっき別れたばかりなのに、もうあなたに会いたい
真っ赤な柔らかいほっぺたに触れる
むせ返るようなシナモンの香り
ドーナツの穴の向こうで微笑む君
私のファーストキスはほんのり彼の味がした


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