シングン
ややスケベ
「ちょっと、シンちゃん・・・・・・ま」
待ってよ。グンマの制止は敢えなく飲み込まれてしまった。シンタローの口の中に吸い込まれていってしまったのだ。
黙ってろ。シンタローの目が、グンマを射抜くようにして命令していた。目は口ほどに物を言うと言うが、そういう使い方だったろうか。どうでもいい疑問を思う間に、息がもたなくなる。シンタローの手は、するするとグンマの股間に伸びていた。
「あっ・・・・・・ね、シンちゃん・・・・・・どうしたの」
「黙ってろっつったろ」
「言ってないよ・・・・・・んっ」
目で語っただけのことをさも明言したかのように言うのは親戚としてどうかと思う。布越しに撫でられる快感に負けてしまわないようにグンマは少し記憶を遡る。そういうのはしない話だったような気がするけれど、いや、そうでもないのだろうか。少なくとも昨日まではこんな目つきをシンタローが見せることはなかったのだ。ベッドが一つしかなかったあのときも、彼はーー。あ、とグンマは快感とは別の感嘆を漏らした。
「その気になったの?」
「・・・・・・」
シンタローは無言のまま、強引にグンマの下着を膝まで脱がせた。
「なんだよ! 図星なの!? なんか、う・・・・・・なんか言ってよお・・・・・・」
泣きべそをかきかけるグンマに、シンタローは深く深く息を吐いた。
「やりてえ。うるせえ」
「いつもどーりのシンちゃんだ・・・・・・あっ」
早急に指!挿入!アンアンアーッ!完
書ける気がしただけだった
5th.May.2020
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