流星に嘘をついた
あの日交わした約束は死ぬことで果たされる
君に融解する午後
嘘吐きとは呼べぬ偽善者の様
飛び立つ鴉を貴方は憐れと愛しんだ
振りかざしたのは臆病な正義
さよならはまたあした
あまい静寂
甘い錯覚
孤独に臆すも、瞳は揺れぬ
愛すべき嘘吐き
おいで
さあ、正体を晒して
デストルドーに冒されたその青年は幸福である、と



揺らぐ火影に瞳を閉じた
後ろから
厄日の幸福
理論と真意は相反する
思考時間は有効であるか
正当化された世界
カタストロフに埋もれる
温い痛みが欲しい
善か無か
白も黒も疾うに捨てた
月明かり、時雨は音を立てることを止めた
壇上でお笑いよ
所詮、童話は童話
酸素放棄


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