「挟ませて下さい」
「なんだお前今までで一番直球だな」
「あ、挟むのは俺のじゃなくてこれがいいんだけど」
「何このバイブ。え、私物?私物なの?」
「俺は触らないんで、見てるだけでいいや」
「だから人の話聞けや」

兵助くんが連れてきた尾浜くんとか言う子は、多分今までで一番衝撃的だった。何が悲しくて会って早々そんなことを頼まれなければならない。そして兵助くん、いそいそと私のワンピースのファスナー下ろすの止めてくれないかな。

「ちょ、兵助くん…!」
「勘ちゃん、準備できたよ」
「おまっ、ふざけんな」
「ふうん、これくらいあれば十分挟めるかな。じゃ、兵助、下着取って押さえてて」
「了解」
「ちょ、何この連携プレー!?」

プチリ、と兵助くんがブラのホックを外し、私の胸は尾浜くんの前に晒される。後ろから兵助くんの手がにゅっと伸びてきて、私のそれをやわやわと揉んで持ち上げた。

「ふ…っ、ぅ…」
「柔らか…」
「へ…すけくん、やめ…ぁ…て……んっ!」
「勘ちゃんの要望だから無理」
「あっ、ひぁ…ん、」

な…にが要望だって。普通、有り得ないでしょうこの状況は。
私は兵助くんに後ろから胸を揉まれていて、正面からは尾浜くんにそれを見られてる。尾浜くんは手に持った黒いバイブを手で弄び、それを近付けてきた。

「はい、じゃぁこれ挟んで」
「んっ…つめ、た…」
「兵助、落とさないように動かしてね」
「わかった」
「あ…っ」

私の胸に挟まれたバイブが、兵助くんの手の動きによって見え隠れする。何これホントどんな状況…一体どんなプレイをお好みで?

「うーん、あんまり滑りがよくないなぁ」

バイブを下からぐりぐりと動かす尾浜くんは、肌に張り付いて動きが緩慢になったそれを見て納得がいかないようだった。しかしふいに、そうだ、と言葉を漏らすと、黒いそれを胸から離し、何も言わずに私の口に押し入れてきた。

「んむぅ!?」
「よく舐めて湿らせてよ。そしたら動かしやすくなると思うからさ」

にこにこ、と尾浜くんは言った。
冗談んじゃない…何で私がそんなこと!

バイブを口から出してやろうと思ったら、それを察した尾浜くんが阻止した。

「だーめ。しっかり舐めて」
「ん…んんっ、んむぅ…」

規則的に抜き差しをされる。少し息が苦しい。
上からは尾浜くんに、後ろからは兵助くんに弄られるこの状況…なんとかしないと。

「んー、そろそろいいかな」
「んぁっ、」

ちゅぱ、と音を立ててバイブが取り去られる。知らぬ間に唾液が結構出ていたようで、透明な糸が私とバイブを繋いだ。
それを見た尾浜くんがにやりと笑って、再び私の胸に挟み込んだ。

「あ…やん、ふ…ぁ…っ…んんっ、」
「うん、さっきより滑らかになった。兵助、もっとめちゃめちゃにしてやって」
「ん、まかせて」
「まかせて、じゃ…な…ひん!あっ…あぁん、やっ…んぁっ…はぁん!」

ぐにぐに、と強弱をつけて揉まれる。さっきより激しい…そう思うと確実に反応してくる私自身の体。下半身が熱くて、思わず足を擦り寄せた。するとそれを見た尾浜くんが、またにやりと笑う。
何…今度はなんなの…

「梅雨さん、今自分がどういう顔してるかわかります?」
「え…ぁん!ちょ…へいすけくん、だ…めぇ…っ!んんっ」
「良かったら、見て下さいよ。鏡ここに置いとくんで」
「っ!?あっ、ふ…あぁっ…あっ…ひん…っ」

尾浜くんは私の前に部屋にあった大きな鏡を置いて、私に自分自身の体を見させた。
胸をあらわにして、間にバイブを挟んでいる私…顔はもうめちゃめちゃだし、下半身だって…

「んぅ、あっ…は…やぁ、んん…!」
「はぁ…梅雨さん綺麗」
「へ…すけくん、だめぇ…っ!」

同じく鏡から私の正面像を見た兵助くんが、ちゅうと私のうなじを吸った。
可愛いって…小学生の子どもに言われたって、そんなに嬉しくもないわよ!いいから、早く離して…

カシャッ カシャッ

「っ、え…?」
「あ、いいですよ、続けて下さい」
「続けて…って、んっ!あっ…はぁん…っ」

カシャッ カシャッ…

いつの間にかカメラを手にしていた尾浜くんが、色んな角度から私の姿を撮っていた。ちょっと…さすがにそれはまずいって!早く映像消してよ!

「あ、大丈夫です。俺たちで楽しむだけで、流したりしませんから」
「そ…ゆう問題じゃな…いっ、」
「それにしても梅雨さんって、体も表情も全てがエロいですね」

撮りがいがありますよ、と言って尾浜くんは笑った。
嗚呼…これで私は完全に彼らのオカズ決定か…こんなことって、こんなことって…!

もう、ホントに最近の小学生ときたらっ!

そう思いながら、小学生相手に声をあげている私も、彼等のことを強く言えないのであった。

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