ずん、と腰を何回も打ち付けられる。
その度に結合部から響く、腰の打ち付ける音と体液のぐちゅ、という水音がした。

「…あっ、あ…は…んっ…!」
「…うぁ…っ」

だんだん痛みよりも、変な感じでいっぱいになって、私の声もどんどん大きくなっていく。

ぐちゅ、ぐちゅ、と部屋に響き渡る水音も、だんだん大きくなっていく。
その音が耳につく度に、どんどん興奮する私がいた。

「…な、んか…ぁ…だめ、へいすけ…もう…っん!」
「…っは、…ど、した?」
「…きもちくて、…っや…ん…っあ…!」
「…ん…っ!」

私はどんどんと込み上げてくる快感を兵助に訴えた。でも兵助も余裕がなさそうだった。

「…も、…変、んっ…なんかく、る…」
「…っく、…梅雨…わたし、も…」

快感に耐えるようにして、力を入れると、彼は呻き声を出した。
そして、ぐっ…と最奥まで体重をかけた。

「やぁ…あ、あ…ん…!」
「…うぁ…出る、…梅雨、離して…」

凄く気持ちよくなって、私は兵助の腰を足で押さえつけた。
兵助から離して、と言われたけど、離したくなかった。

「…な、か…に…だして、っあ…んぁ…!」
「…っんぅ…!」

そう言って、私から彼に口付けをした。
その瞬間にびゅるびゅる、と温かいものが私のなかに流れ込んできて、その温かさに私は少し震えた。


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