兵助は私の胸に触れた。
「…ん…!」
装束の上からと、服の上から触れられるのでは、全然感触が違う。
「やわらかいな、ずっと触ってたい」
そう言いながら兵助は的確に私の良いところを摘んだ。
さっきまで我慢出来ていた声は自然と漏れていく。
「っあ…、んん!…へーすけっ…」
自分が兵助の手の中で落ちていくのがわかる。
私は、必死に兵助の名を呼んだ。
「…梅雨可愛すぎ、」
兵助はそう言うと、口付けをした。
快感で息が乱れている私に更に酸素が足りなくなる。
「っ…ん、う」
「…ふ、」
ぷは、と唇を離されると、兵助は私のおでこに唇を落とした。
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