兵助の言葉に私の顔が、カッ…と熱くなって、私は顔をそらした。

…なんだかとても恥ずかしい。こんなふうに兵助に私を求められるのが。
…でも、とても嬉しい。

そんなことを考えていると上半身だけ、肌がさらけ出されて、少し肌寒くなった。

胸までさらけ出されて、私は思わず胸を隠した。

「みたい、だめか?」

兵助の低い声でねだられて、私の腕の力はあっという間に抜けてしまった。

「…兵助に、なら」

私は兵助を見つめながら呟いた。


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