兵助の言葉に私の顔が、カッ…と熱くなって、私は顔をそらした。
…なんだかとても恥ずかしい。こんなふうに兵助に私を求められるのが。
…でも、とても嬉しい。
そんなことを考えていると上半身だけ、肌がさらけ出されて、少し肌寒くなった。
胸までさらけ出されて、私は思わず胸を隠した。
「みたい、だめか?」
兵助の低い声でねだられて、私の腕の力はあっという間に抜けてしまった。
「…兵助に、なら」
私は兵助を見つめながら呟いた。
<<
<
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
+
>
×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -