ハーマイオニー、だんだん疲れてきちゃったみたい。
私も疲れたもの……。

『逆転時計』を使って全部の授業を受けるのは本当にきつい。でも、ハーマイオニーは頑張っているし、私だって、このあとこの世界を救うためにこれくらい乗り越えないといけないもん。

「ハーマイオニー?辛そうだよ?大丈夫?」

「エレンだってそうじゃない……でもエレンは本当に頭がいいから羨ましいわ……」

ハーマイオニーだってそうじゃない、そういえば、エレンは別格だもの、と言われた。


魔法関連はね、頑張らなくちゃいけないから……。

2人で勉強していると、談話室内が騒がしくなった。

どうやら、ハリーの箒“ファイア・ボルト”が返ってきたみたい。
今日だったんだ……。


ってことは……。
どうしよう、今日でロンとハーマイオニーの仲が険悪になっちゃう……!

考えているうちにハリーがハーマイオニーの隣に座って話をし始めて……。

そして、ロンの叫び声が上がって……。

ああ!もうどうしたらいいんだろう!



[前] | [次#] | [表紙]




×
第4回BLove小説・漫画コンテスト応募作品募集中!
テーマ「推しとの恋」
- ナノ -