星月学園。
そこには未だ女子生徒が集まりづらいものがあった。
理事長の星月琥春は唯一の女子生徒である夜久月子を見て、「やっぱり女の子が来やすい環境にしなければ」と考えた。
緊急職員会議を開き、決定した事項を述べよう。

【星月学園に、テストクラスを設ける】

月子のようにいきなり一人で男子しかいない教室に入れるのはよくない、と判断した結果である。
その選定方法は各学校から星月学園に適した女子生徒を試験する。
上位20名ほどを星月学園に期間付きで招く…とまぁこんな調子で決めたものの、現実うまくいくわけもなく。
専門的な6つの科や、やはり女子には厳しい専門的教育課程のおかげで選抜された人数もごくわずかだった。
それに加え、テストクラスを作るにも一つの学部に全員が集まるなんてうまい話などあるわけもなく。
試験に合格したわずかな人数の女子生徒達は、やはりそれぞれ自分が学びたい科を選び、まばらに散らばってしまった。

結局は月子の二の舞になってしまったこのテストクラス計画。
その中、選定された女子生徒の物語を一つ、ピックアップしてみよう。
今回は西洋占星術科を選んだ少女。
…さぁ、彼女はどんな話を語ってくれるのか……?




第T章:西洋の白雪姫

名前:白岡 夕紀(無変換時:白岡 夕紀-しらおか ゆき-)

身長:152(159)p
   ※()内の数字は厚底で詐欺った時のものです
体重:39s

容姿:似せ紫の内巻きショート/黒紅の瞳
    髪 黒と比較● 目

備考:テストクラスの試験に合格した女子生徒の一人。
    専用占星術科の一年生。その容姿から『西洋(占星術科)の白雪姫』と呼ばれている。
    自分の興味のある対象は全て本で読み、探していたところ担任に星月学園の話を持ちかけられて試験を受けた。
    自信家で探究心のある女の子。背が低いのをカバーしようと厚底のローファーを愛用。




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