覚悟しやがれ、baby! | ナノ
2年後、原作設定。
神楽ちゃん16歳、沖田くん20歳。
例えば、
蹴り上げた時に見える生足だとか、取っ組み合いの時に触れる肌だとか、
真っ白で柔らかくて、良い匂いがして。
何でこんな、女らしくなってんでィ!
そんな文句、捻くれ者の自分が言える訳ない。
「ちょ、退けヨ‥」
あれ、何このアングル。チャイナが下に、いる?しかも何か‥……
「離せッ!」
無茶苦茶、美味し過ぎるだろ‥…!!
「なぁ、チャイナ」
「あぁ゙!?」
ヤクザかアンタは。見た目はいっちょ前になったくせに、中身は何一つ、昔っから変わってねェ。
「ヤりませんかィ?」
ま、
そこが良いんだけど。
………‥、
「何を、アルか」
ギロリ、青が睨む。
あれ、ここでソレを聞いちゃいますかィ?
「‥…プロレス、とか」
そうそう、布団の上での格闘技でィ。
「勝負アルか?」
「真剣勝負でさァ」
にやり、と少女が笑い、挑戦的な視線が容赦無くこちらを射貫く。
あぁ、本当に。此処まで人の魂を揺さ振るのは、アンタぐらいでィ。内心そんな事を毒づきながらも、自然と己の口元は吊り上がっていく。
「ンじゃさっそく、‥…ヤるかねィ」
「かかってくるヨロシ」
先ずは手始めに、その唇でも塞ごうか。初っ端からディープってのも、悪かねぇかもなァ。
後書き、
裏のつもりで書いたやつを表にしたお話です。本当はこの先もあるんですけど長くなりそうなので、取り敢えず強制終了させました(--;)機会があればまた、かなぁ‥…。
古川、
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