この夏一の甘さをお届けします
今日は珍しいく本当に珍しいくあのナルトが三人で飲もうと言い出した。
ナルトは担当上忍の仕事に火影の補佐までしてるため医療忍者って言ってもいたって普通な上忍の私とサスケ君はナルトが誘って来るのに違和感を感じた………………
だってアイツは……………里一のヒナタバカなんだもの………
「…………でさ〜ヒナタってば顔赤くしちゃって可愛くてさぁ〜」
「「やっぱりか………」」
私とサスケ君は、ニヤニヤしながら惚気を話しているナルトにため息をついた
この木ノ葉の里の英雄うずまきナルトは、里1の愛妻家……………
いやまだ結婚はして居ないから愛妻家は間違いだが………
恋人のヒナタがいなければ、朝も昼も夜もないほどナルトはヒナタを溺愛している。
実際この前もヒナタに言い寄った男がこいつのせいでとてもひどい目にあっていた。
もうそれはそれは、見てるこっちが同情するぐらいだった
こいつは本当に私のことが好きだったのだろうか?とすごく疑ってしまうほどナルトのヒナタ愛は凄まじかった……………
「でさでさ、この前特別上忍がヒナタに手出したってマジな訳サスケ?」
(あっあれ………?
なんか………さっきまでの活気はどこいったのかしら…………さ、寒気が……)
私がサスケ君を見ると恐ろしく顔を青くさせていた。
実はそのヒナタに手を出した特別上忍はサスケ君の部下だったりする訳で…………
ナルトはニコニコしているのに額に青筋を浮かべるという凄い芸当をやってのけている
「あ、あぁ………アイツなら長期任r「やっなにサスケもしかしてそんだけで済ませたとか言わせないってばよ?」……………どうしろと言うんだ……」
サスケ君は私に助けを求めるように視線を移したけど…………
ごめんなさいサスケ君………恋人でもそれだけは任されたくないわ
私は後でなんか言われるな〜と思いながらサスケ君を心の中で応援した。
「で そいつ今どこいるんだってばよ?」
「どうする気だナルト」
「そんなの決まってるってばよ
まず半殺しにして二、三年帰ってこれない長期任務につくように書類をいじって
あっついでに特訓つけてやるってばよ
地獄の特訓☆」
「「………………」」
「ちょっと!!!
ナルトあんたどこで道間違っちゃったのよw
なんか黒くなってる!!!」
「お前………変わったな…………
(女は男を変えるのか………)」
私は凄いことをいいながら、普通にビールを飲んでるナルトを疑問視してしまった…………
あんなにさらっと凄いことを言うなんて………
「えぇ〜ww
ヒナタの頬に触れたんだってばよ〜
俺以外が触れるとかふざけんなって感じだろ〜〜
これぐらい普通だってばよ〜」
「しゃんなろー惚気も大概にしろっー
だいたいね書類いじるなんてしちゃダメでしょーが!!
俺のとか言われてみたいwじゃなくて
あんたは次期火影なんだからね」
私は痺れをきらしてナルトの頭を殴った
「イテェ〜(泣)
サクラちゃんひどいってばよ〜
てか心の声漏れてるってばよ〜(泣)」
「サクラ…………」
「あっ!?えっと…………あっあははは///
(恥ずかしぃ//)」
私が笑って誤魔化すと二人は揃ってため息をついた
そしてある女性がこっちに近づいてきた
「ナルト君……こんな所にいた……」
「ヒナタっ!」
ナルトは凄い速さでヒナタの所までいきすぐさま抱き締めた。
「きぁっ!!ちょっと//もぅ………
綱手様がナルト君に急ぎで頼みたい要件があるそうです………」
ヒナタはいきなり抱き着いたナルトに困惑しながらも嬉しそうに微笑んだ
「綱手のばぁちゃん人使い荒いってばよ………どうせ外交関係だろ」
「はい……今すぐ霧隠れに向かいあちらの大名達の要件をすぐさま終わらせてこいとのことです」
ナルトはヒナタから任務の書類を受け取り先ほどまで飲んでいたとは思えない手つきで書類にサインをしてこっちを向いた
「サスケ〜サクラちゃん
俺今から霧隠れいくからまた飲もうな」
ナルトはあたし達が挨拶する前に立ち去った
と思ったらすぐに帰ってきた…………
「どうかしたのナルト君?」
「忘れ物 チュッ/
じゃヒナタ行ってくる」
ナルトはヒナタにキスをしてまたもや去ってった
(あぁ〜もう羨ましいw)
私は隣に立つ恋人があれぐらい積極的ならと思いつつ真っ赤になるヒナタをみてこっちまで幸せな気分になってしまったのを感じ
二人の幸せを邪魔するやつがいたら仕方ないから手助けしてしまうあたし達もあのバカカップルの虜なのかもとあたし達は顔を見合せて苦笑した。
end
ヨタキュ様よりリンク記念で頂きました!
ありがとうございました!
きゃーwナルトが腹黒い!
普段明るい太陽な彼もヒナタのことになると、こんなにも黒くなってしまうんですね。
そして、惚気を聞かされるサクラとサスケもお疲れ様です(^^;)
最後にヒナタとラブラブなところを見せて立ち去るナルト、確信犯ですね…。
素敵な小説、誠にありがとうございました!
(2013/7/4)伽那
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