<プロローグ>
昔昔。とても遠い昔
神の怒りに触れた世界は大洪水に見舞われた
故郷を失いながらも許された人「ノア」は
大きな船を造り全ての生命の雄、雌一組ずつを船に乗せその大洪水を免れた
どれだけの月日
何処をどう流されたかは
誰も知らない
新たな世界はノアを受け入れた
広大な平原を中心に北には分厚い永久凍土
西には枯れ果てた砂漠と岩山
南には深い森が広がり
東には広大な海原が続く
そして空にも不思議な島が浮かんでいた
新たな世界に辿りついた生命は神に感謝をし
その世界を「エリュシオン」と名づけ
命を何処までも繋げていった
<世界観>
先祖が箱舟に乗ってやって来てから数千年
長い月日を経て「エリュシオン」は先祖がかつて暮らした世界と
変わらぬ姿を取り戻していた
人間は平原に文化を築き、海原には船を浮かべ暮らした
エルフは森で自由を求め、ドワーフは大地を力強く掘り進み
有翼人は天空に浮かぶ浮遊大陸を見つけた
そして一部の生命は神への感謝を忘れ
魔の者へとその姿を変えていた
だが平和だった世界に
やがて新たな脅威が訪れる
極東の誰も知らぬ地から
豊かな大地をノアの子供達から奪わんと
異国の武器や衣を身に纏った異形の者がやって来た
ノアの子供達は世界を守る事ができるのか
本当にこの世界は楽園となれるのか…
<繁栄する国々>
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