※ノノハ捏造設定です。実はノノハがPOG側で、でもノノハはダークサイドではないです。他キャラも捏造してますので(^_^;)




ルークが部屋を出た後、ビショップは一人溜め息をつき小さな端末を取り出した。所謂スマートフォンというものを操作してデータフォルダを開く。そこにはルークの側近として働く為の様々な情報が保存されていた。

その中にあるロックフォルダをビショップ開いた。そこにはルークですら知らない情報が多数入っていて―――しかしビショップの目的はそこではない。更にその中にあるロックフォルダをビショップは開いた。そこにはたった一人の少女―――否一人の女性の情報が。幼い頃からビショップは彼女を陰から見守ってきた。これは幹部も、もちろんルークも知らないこと。もちろんプライベートではない、あくまでPOGの人間として。

「ルーク様がどう言おうと、彼女を舞台から降ろすことは出来ないのですよ」

ルークが己の力で彼女を排除しようとした時に、ビショップはルークを裏切る。それはビショップの中で既に決定事項であり、誰にも邪魔されてはいけない。愚者のパズルや他のパズルで彼女が傷つくことのないように、ビショップはPOG一員として働いてきたのだ(最初のパズルや文化祭では力が及ばなかったが)

「いつか貴女が全てを捨てて、こちらに堕ちるのを私は待っていますから」

悪魔の微笑と呼ぶべきものを浮かべて、ビショップは笑顔のノノハが写っている端末を抱きしめた。

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