DREAM 銀魂 | ナノ
素直になって



このクラスになって、もうすぐ半年が経とうとしている。その半年の中で色々なことがめまぐるしく過ぎて行った。

「おはよう、総悟」

そう笑顔で挨拶するのは名前。
このクラスにはキャラが濃すぎる奴が多すぎて、名前のキャラは薄いような気もするが、
俺の中でこいつが一番、誰よりも輝いて見える。

「…はよ」

眩しすぎるくらいの笑顔で恥ずかしく、思わず顔を逸らす。この半年の間で俺は名前に恋をした。

「ご、ごめん…!
 今機嫌悪かった…よね」

顔を逸らしたのが、機嫌が悪いととった名前は謝まった。しょんぼりとする名前の顔はとても愛らしかった。

「ち、違いまさァ!
 全然機嫌悪くないですぜィ」

「そっかぁ…よかった」

名前は心の底から安心した様な顔を見せる。そのあとどうしていいかわからず俺は、

「誤解を招くようなことして
 …すまなかったでさァ」

と言って、名前の頭を撫でた。普段こういうことをしない俺に驚くと同時に、顔を真っ赤にさせる名前。俺が素直になってこういう行動をとれば、俺が一番みたい名前を顔をこうやって一番近くで独占できるってわけだ。

(やーっぱこいつ、可愛いわ)

素直になって
(今度はキスでもしてみましょうかねィ…(妖笑))
(?)



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