台詞数
友梨(16)千尋(12)楠本(10)
上原(07)岡田(08)秋(09)


****


場所:教室

SE:チャイム音(キーンコーンカーンコーン)
SE:ドアを開ける音(ガラッ)
SE:教室のガヤガヤ音


01_千尋01「なあ、ユーリ知んない?」


02_秋01「ユーリ?知んないよ。まだ来てないけど。」


03_千尋02「そっかぁ。」


04_秋02「何?また喧嘩でもしたの?」


05_千尋03「いや、そう言うんじゃないんだけどさ。今朝、様子変だったから。」


06_岡田01「それきっとアレだ!昨日の楠本さんが来て…」


07_上原01「あ、ちょっと!それは言わないでって言われたでしょ!………あ、」


08_千尋04「へぇ。楠本が来てたんだ?」(黒い笑み)


09_岡田02「あ、いや、」


10_上原02「来たような、来てないような…?ねぇ?」


11_岡田03「う、うん…」


12_秋03「バカだな。アンタたち。」(呆れ気味)


13_千尋05「あんなのと二人っきりにさせてたまるかよ。」


14_岡田04・上原03・秋04「え?」


15_千尋06「あんな身なりだから知らない人多いけどさ、アイツはな…」




場所:屋上

SE:ゆっくり足音一つ(階段登る音)
SE:ドアが開く音(ガチャッ)


16_楠本01「やっぱり、友梨先輩はここに居るんですねぇ。」


17_友梨01「あ、楠本さん…」


18_楠本02「少しだけ、お時間良いですかぁ?」


19_友梨02「う、うん。ドーゾ。」


20_楠本03「本当に告白しちゃいますよ?」


21_友梨03「え、でも、それは、楠本さんの意思だし。」


22_楠本04「じゃあ、本当に良いんですねぇ?」


23_友梨04「う、うん。」


24_楠本05「私が本当に告白したいのは、貴女です。」


SE:衝撃を受けた音


25_友梨05「え?」



場所:教室

26_千尋07「アイツは、男なんだよ。」



・・・。と言う音で、間を。


27_岡田05・上原04・秋05「えーーーー?!」





場所:屋上


28_友梨06「え、あの、楠本さん?」


29_楠本06「最初は、貴女と友達になりたかったの。だけど、貴女を見ているうちに好きに…」


SE:遠くから走って階段登る音4つ目
SE:ドアを開ける音(ガチャッ)


30_千尋08「ちょっと待ったーーーーー!!」(楠本の声に被せるように)


31_楠本07「チッ。もう来たんですか、千尋先輩♪」


32_友梨07「千尋?」


SE:友梨に近寄る足音一つ、その後続いて三つ


33_千尋09「ユーリ、コイツに何もされてない?!」


34_友梨08「え?あ、うん?」


35_岡田06「楠本さん、男だったんだって。」


36_友梨09「え?!」


39_上原05「好きだから近づいたみたい。」


40_友梨10「ええ?!」


41_秋06「んで、好きだから邪魔しちゃってたみたい。」


42_友梨11「えええ?!」


43_楠本08「だってぇ、千尋先輩しか見てないんですもん」


44_千尋10「だから、俺の彼女だって言ってるだろ。」


・・・と言う、間を開けて下さい。


45_友梨12「…?………ん?」


46_岡田07「あれ、自覚無かったんだ。」


47_上原06「あー、可哀想かも。」


48_秋07「千尋、ドンマイ。」


49_友梨13「え?!ご、ごめっ!」


50_千尋11「ユーリのバカヤロー!」


51_友梨14「ご、ご、ごめんってばぁー!」


52_楠本09「そんな友梨先輩が好きなのっ」(きゅんっ)



53_秋08「結局、終わり方こんなんかい。」








54_友梨15「私ね、小さい頃から千尋が好きだよ。」


55_千尋12・岡田08・上原07・秋09「うん、知ってる。」


56_友梨16「え?!知ってたの?!」



57_楠本10「(ドレミのうた鼻歌でファーはファイトのファーまでお願いします。)」(前の会話に被せながら)



終わり

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