ぱふぱふ
「ねえアクト、ちょっといい?」
「ナマエ?どうした」
「ええと……少しだけ、目を瞑ってくれる?」
「それぐらいなら構わないが、何故だ」
「い、いいから!いいからいいから!」
「分かった、目を瞑ろう」
「……これでいいか?」
「うん、ばっちり。……せーの、」
「ん?」
ぱふぱふ。
「……うん?」
「ほんとにツンツンじゃなくてふわふわだった…!」
「…おい、今のは…」
「へへ、実はゼシカと話してたの。アクトの頭はツンツンしてるのか、実は天然モノでふわふわなのか!」
「………」
「で、ゼシカがこの間触ってふわふわだった!って言ってたから私も触ってみたくて!付き合ってくれてありがとう、アクト!すっきりした!」
「……そうか、良かった」
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「おいテリーやめろ、物騒な視線を俺に向けるな」
「別に向けてなんかいない。自意識過剰なんじゃないのか」
「素直じゃないな」
「……うるさい」
(2015/03/20)