「好きじゃない…」「大好き」
「離して」「離したくない」
「帰りたい」「帰さない」
「キライ」「ダイスキ」

何度言っても全部くれる君が好き!
本当は大好きなのに…

あまのじゃく


「あのっ一ノ瀬さん!これから暇ですか?もし良かったら聞いて貰いたいことがあるんですけど…」
「これから、ですか?そうですね…」
そう言って教室の少し離れた席からチラリとこちらを見る
「…」
また女の子に構われてると、少し不機嫌になっていると、

「…すみません、今日は用事があるようです。」
女性徒に少しだけ笑うとそうですか また今度、と席を離れる
「ふふっ、心配しましたか?」
教室に誰もいなくなった頃、名前の元へ来る。
「別に…」
「ではどうして私のこと見ていたのです…素直になってはどうですか?」
クスリと笑いかけ、

「さぁ帰りましょう?」
名前の鞄を持ち帰りを促す。
「…い、いいよ!自分で持てるから!」
そう、私は貴方のことが大好きで、大好きでこんなに大好きだけど素直になれないの。

「大好きですよ、貴方のすべてを愛しています。」
「突然なに?意味わからない。私は…きらい。」
「分かってますよ」
クスリと笑うと名前の頬にキスをした。
「…っ!///そう言うところが」
「ふふっ、すみません」
そう言うと、ドアの方へ歩み寄る
「と、トキヤ!!」
「なんですか?」
「たまには…たまには私からもさせてよねっ!」

ほほにキスをすると名前は走っていってしまった。

全く、素直じゃないですね。
空に呟いてみる。






あとがき
短い上にどういう関係だ\(^o^)/
私どうした←
トキヤさんは相手のことならなんでも知ってるタイプだと思うの!!
かっこいいねぇ(o>ω
ここまで読んでくださってありがとうございました(*ノ▽ノ)





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