ジュンコが麻衣の装束に入りこんでハチが取ってくれたはいいが、ハチが触った場所はなんと麻衣の胸だったというありがちな事件が起きた。


そのせいで麻衣はかなり落ち込んでいる。


『ほら元気だして!
胸を触られたぐらいでへこたれるな!
ハチが麻衣の大好きなお菓子買ってきたから一緒に食べようって言ってたけど食べなくていいの?』


『お菓子?!
ハチのところに行ってくるね!!!』


お菓子と言う言葉を聞く途端、急に元気になり目をきらきらと輝かして行った麻衣は腹を空かした犬みたいだった。





本を読んでるとお菓子を大量に抱えた麻衣が幸せそうに帰ってきた。


『おかえり麻衣。
ハチとのお茶会は楽しかった?』


『うん!
あとこれ佑希望にお土産!』


『え、こんなに沢山もらっていいの?』


麻衣の両手に抱えられた大量のお菓子はなんと私へのお土産だった。


正直言って私こんなに食べきれません。


あ、そんなことよりハチのお財布大丈夫かな?


あとで謝っておかないと。





「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -