スロカスとペットの話「あっ、やぁ、んっ、やだぁっ」「やだって言う割には、おまんこ、すっごいとろとろだよ?」 部屋の照明がやけに眩しく感じる。心では嫌な筈なのに、彼に開発された身体は快感を素直に受け入れてしまう。中に入った指が動く度に、甘い甘い痺れが脳みそを叩きつける。目の前に居る男は彼じゃないのに、どうして、こんなに気持ちいいのか。「きもちいいの? モカちゃん、エッチだねぇ」「ひぁ、あ、ぁんっ!」 熱に浮かされながら、モカはつい先ほどまでの出来事を思い出す。学校帰りに新しく出来たクレープ屋さんをぼんやりと眺めながら歩いていた時、モカはうっかりこの男とぶつかってしまったのだ。そしてこの男はとてもイライラしていて、ぶつかった拍子に腕を掴まれ近くのホテル街に連れていかれてしまった。男の力にはとても敵わないモカはそのまま適当なホテルに入っていく男の後ろを、手を引かれて着いていくしかなかった。「ねぇ、聞いてる?モカちゃん?」「へ、っ?」「だからぁ、こんな所に着いてきて、本当は乱暴に犯されたかったんじゃないの?」「ち、ちがう……っ」 ぼろぼろと涙を溢しながら首を横に振るモカの傍らには、シワになったセーラー服と学生証が乱雑に置かれている。それはまるで、ぐちゃぐちゃにされてしまったモカの心の様だ。男は捲れたキャミソールの下から覗くモカの腹の痣を見て、鼻で笑った。「この痣、もしかしてDV? 可哀想に……、愛されてないんだね」「ッ!」 否定されてしまった。彼からの愛を。そんな事は絶対に許されない。抵抗するように男の短い茶髪を掴んで、モカは睨み付ける。「なに? その顔、虐めたくなっちゃうなぁ?」「うぁ……っ!?」 小さなぺニスを強く握られて、モカの手が緩む。その隙に男はモカの細い両手を片手で纏めて、自身の着けていたネクタイで縛り上げた。「駄目だよ、抵抗したら、痛いの嫌でしょ?」「ひ……っ」 男は口許は笑っているのに、その黄金の瞳は笑っていない。モカが思わず小さく喉を鳴らせば、男はぺニスを握っていた手を、ゆったりと動かした。「ぁ、あっ、やだっ、んぁ、あんっ」「えっちなお汁がどんどんでてくるねぇ? モカちゃん、か〜わいい」 モカの身体が大きく跳ねる。どぷどぷと溢れる蜜が、シーツにじんわりと染みていく。達した余韻に浸りながら涙で滲んでいく視界を、モカは静かに閉じた。「ふたなりとセックスなんて初めてだなぁ、ホント、負けたイライラ全部忘れちゃいそう」 男がベルトを緩める音がする。そういえば、この男はスーツを着ている。今日は土曜日で、モカは学校を昼過ぎには出ていた。とすればこの男は朝からスーツを着て、何処へ行っていたのか。「どこ、行ってたの……?」「ん? あぁ……、そうか、俺こんな成りしてるもんね、仕事って奥さんには言ったけど、本当はパチ屋」「ぱちんこ……」「そ、朝からスロットで六万もすっちゃってさぁ、イライラしてたところに、たまたまモカちゃんがぶつかってきたって訳」 モカは学生だ。勿論店内には入ることは出来ない。それに特に興味も無いが、ギャンブルというものは嘘をついて行くほど、そんなにも魅力的なのだろうか。「すきなの……?」「すき? うーん、好きなのかなぁ……、というより、もう毎日行かないと気がすまないんだよねぇ」「……」 それは依存症じゃないの。と口にしようとして、モカはやめた。また怒らせてしまったら今度は何をされるか分からない。大人しくしていれば行為はすぐ終わる。男はモカの両足を掴み、蕩けた秘部に硬い熱を押し付けた。「い、いれる……?」「えぇ? 当たり前でしょ? それとも、入れてほしくないの?」「ひ、ぁ……」 ぺニスを熱で擦られて、甘い声が漏れてしまう。自分の身体はいつからこんなに厭らしくなってしまったのか。彼に開発されるもっと前、もしかしたら、自分は元々こんなにも淫乱だったのかもしれない。「こんなぬるぬるで、物欲しそうにヒクついてるのに? 嫌なの?」「ぁ……」 欲しくて堪らない。中の肉襞を乱暴に激しく、その熱で擦りあげられてしまえばどれほどの快楽であろうか。耳元で囁く男の言葉に、モカは生唾を飲む。「ほら、言ってみて? ユウトのおちんぽ、おまんこにくださいって」「ゆ、ゆうと……?」「そ、俺ユウトって言うの、ねぇ、モカちゃんセフレになってよ」「いやぁ……、あっ……!」 いつの間にか外されていた手の拘束。もう抵抗しないと分かったのであろう。まるで恋人のようにユウトの左手と、モカの右手が絡み合う。ユウトの薬指に嵌まったリングを見ていたモカが、押し付けられる熱の違和感に気が付いた。「んぅ、ぅ、それもう、はいって、ぁあ……!」「まだだよ? ちゃんと入ってないもん、ほら、言って? ちょうだいって、言ってごらんよ、じゃないとモカちゃんも、イけなくて苦しいでしょ?」 入っている。正しくは先だけだが、ユウトが腰を動かせばぬるついたソコには簡単に入ってしまうだろう。モカは想像してしまう。中を掻き回される事を。脳みそがくらくらして、勝手に口から言葉が溢れた。「……っだ、……い……」「ん?」「くだ……さいっ……」「何を?」「っ……ユウト、の、おちんぽ……、モカの、おまんこに……っ、くださいぃ……」「よくできました」「ひ、あ……っ!」 モカの狭い場所に、ユウトの熱が入ってくる。抉じ開けるように肉襞を擦り上げられて、モカの背筋がぞくぞくと粟立つ。モカのぺニスからどろりと溢れた蜜が、ユウトのシャツを汚した。「あれ? もしかして、モカちゃん、入れただけでイっちゃったの?」「あ、まって、いったの、っ! うごかなっ、あ、ぁあっ、んぅあぁ!」「あー、凄い締め付け、やっぱり小さな子は良いねぇ」 ユウトがモカの腰を掴み、無理矢理がくがくと揺さぶり続ける。圧倒的な快楽を脳みそに叩きつけられたモカは身体を痙攣させながら、必死でユウトを止めようと両手で彼の胸を押す。けれどもそんな弱々しい抵抗では、ユウトを止めることなど出来ない。既に何回イったのか、最早モカには分からなかった。ユウトのシャツに擦れるぺニスは、既にどろどろだ。「あ、ぁ゛……っ、ん゛ぅ……、ひ、ぁ゛……」「あー、でる、モカちゃんの中……っと、あぁ、妊娠したら困るね……っ、く」 寸でのところでユウトはモカの中から熱を抜き、モカのキャミソールにぶちまける。ぐったりとシーツに倒れこんだまま、モカはただ快楽の余韻に浸っていた。まるでオナホのように扱われた筈なのに、気持ちが良くて仕方なかったのだ。「モカちゃん、とろとろの顔してるね、そんなに気持ちよかったの? やっぱり、モカちゃんはえっちだねぇ」「ふぁ……ぁ、っ」 ぬるり、熱い舌が咥内に入ってくる。ほんのり香る煙の味は、彼の味とは少し違う、苦いものだ。それでもなんだか気持ちが良くて、モカは自ら舌を出す。じゅるりと音を立てて吸い上げられて、再び欲に火が着いてしまう。「ね、もう一回やろうか、モカちゃん」「ん……ぅっ」 モカがこくりと頷けば、ユウトがふっと笑う。その黄金色の瞳は、今度は笑っていた。20190914砂金悠斗(イサゴ ユウト)32歳銀行員のスロカス茶髪に黄金色の瞳既婚者で二人の子持ち金持ちだけども殆どをスロットにつぎ込んでいるジンよりかは大人の男性って感じじゃないでしょうかモカくんのセフレ(?) >>>何かしら送る
back to top