※学パロで帰り道
※二人は友達












「ときにトラファルガー君。」


「なんだよ閣下」



「フランス語知ってっか?」











「そこの道の角 曲がって左な」



「いや、別に病院には用ないし」



「俺がついて行ってやる。お前の口からフランスってそうとうやばいぜ………どんな病状でも受け止めれろよ…例えどんな…!!!」



「深刻そうな口調と満面の笑みを浮かべた顔のギャップがすげーキモい」




「フランス語だろ?知ってるさ。馬鹿にしてんのかこの俺を。フランスやカナダとかで話されてる言語だろ?」



「…カナダで喋られてるってのは知らんかったが、てめぇ、おちょくってんのか。フランスでフランス語喋んなかったらどーすんだ。」



「んーんん!!フランス語フランス語!…やっぱ病院行けよ。お前がフランスとかねーよ。全力でおフランスにお謝りなさいっ」



「きっも。つか何回フランスっつったしきっもい」



「キモいキモいって俺にもお謝りなさい!」













「でだな、」



「総スルーか貴様」



「フランス語で『chez』っつーの知ってっか?」



「はっはっは!!!俺に知らないことなど知らないね!!!!!」











「…知らねぇのか。紛らわしい言い方すんな」



「で?それが何なんだい?」



「さっきからなんで貴族口調?フランスの話だからですか?…『chez』っつーのは名詞の前につけたら…例えばだ。俺、ユースタスだろ?」



「じゃあなかったら問題だな」


「chez Eustassで、」



「はは!すがすがしいな、お前のスルーは」



「…chez Eustassで」









「「ユースタス屋」」








「…」



「に、なるのか?ユースタス屋?(ニヤニヤ)」



「んーあーいや、知らねぇし」







「…は?」



「〜家、〜軒とかはいうらしいけども〜屋は知らねぇー」



「…そこは調べてから言えよ」


「や、お前なら知ってるかと思ってよ。そーかお前しらねーのか〜将来医者になるのに〜?」



「カンケーねーだろ」



「いや、あるだろ」










「………ちょっと病院に帰るわ。勉強する」



「家に帰るって言えよ。なんかダメだろ。お前んち病院だから紛らわしいわ」



「ユースタス屋んちってなにやってんだっけ?」



「酒屋」



「chez vinってか」



「いや、うち日本酒とビールとかだし」




そんなどうでもいい会話

でもそんなんが一番たのしいんだよ





















ここの設定ではローの父親は開業医。20110526
20110927加筆修正
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