※続きです。
※オリジナル大量
※捏造






シャボンディ諸島での事件があった明日の朝8時。
動けるクルーとその船長は甲板に集まっていた。

季節は春島の春、天候は晴天。


「状況を報告します。船長含めた18名中、重傷がスパナ、サシラ。軽傷がその他全員。」

「はーい!」

「はいグラサン。」

「重傷の二人はどんくらいやばいんですかぁ?!」

「スパナは内臓がないぞぅなんで、ルワンノの部下の臓器を入れた。馴染むといいなって感じだな。最悪拒否反応で死にます。サシラは悪魔の実の制御がうまくいかないのか、竜になったりならなかったりしてずっと叫んでるから口輪した。あとメシをくわねぇから衰弱死待った無しだな。」

「いや、絶対そんな淡々という内容の話じゃないじゃん?」

「お二人も心配だが、バンダナ殿とハンチング殿の姿が見えませんな?」

「バンダナは船長と喧嘩して研究室に籠城。ハンチングは…船長、ハンチングは?」

「そのことなんだが、お前らよく聞け。」



「ハンチングが盗賊なのは知ってるな?」

「もちろん!海軍専門の盗賊!イヌイヌの実モデル黒狐の能力者で、声色を自由に変えれて、人の記憶を消すことができまーす!すごい!チート!その能力を駆使して、犯行してる間の記憶を消してたから、誰が盗んだのかまるでわからない、みんなこう言う!狐につままれたと!そして、盗賊、いや、恐れを抱いた海軍からはこう呼ばれた!怪盗BLACK FOXとね!!!かーーー!かっちょいいぜーーーーー!!!でもでもでも〜〜!ハンチさんがウチ所属なのはトップシーーークレッツ!だってバレたらめんどくさすぎるからー!所属不明!神出鬼没!それが怪盗BFだからーー!」

「海軍にバレた。」

「えー!バレたのー!????」

「えっ、どうするんですか?聞いてないですよ。」

「ペンギン、ペ、落ち着いって、ね?!」

「落ち着いてられっか!!!!!どうするんですか!!!!!」

「ついでに言うと、バンダナとサシラがこの船にいることもバレた。」

「ちょっとーーー………。やだぁ…。」

「ペンギン…。」

「手は打った。」

「え?」

「アイアイさっすがキャプテーーン!!」


「ハンチングの首から下を女にした。」

「ア?」

「何言ってるですかアンタ。」



「は〜〜い、こんにちは〜〜!」

「うわあああああああああああハンチさん????いやハンチちゃん????」

「い、違和感がない、怖い!!!!」

「う、嘘だろおい!」

「クネクネ歩いてくるんじゃねぇよ!」

「無駄におっぱい曝け出してくんな!誰のカラダだよそれ!返してきなさい!」

「やだあ!せんちょうおれやだあ!確かに女の子のクルー欲しいって言ったけどお!言ったけどお!こんな感じでくると思わないじゃあん?!やだあ!!!!ごめんなさいいい!!!!」

「うわーーーん!!神も仏もありゃしねぇよお!いくら女体だからって、首がハンチさんとか本ト無理〜〜!!!!!」

「違和感がないよお!怖いよお!」


「阿鼻叫喚ってこのことをいうのね〜〜。うふ。あ、ボクのお触りしたヒト。明日の朝日を拝めると思うな?」

「うわーーーん!!やだあ!!」





「え、船長、本気でこの案採用なんですか?」

「無論。」

「は〜。まあ、船長命令なら従いますよ。」

「ペンギンが色んなことが起こりすぎて思考をやめた時の顔してる。」


「サシラとバンダナも女体に?」


(大ブーイング)


「ハンチさんならギリ耐えだけど、女体になった野郎二人を今後視界に入れて生活するなんて吐きまーす。無理でーす。本当にやめてくださーい。」

「おれたちが一体何したってんだ!!」

「視覚的パワハラー!告訴も辞さないー!」

「海賊労組に告発するー!」

「そして、」

「話、続けるんですね…。」

「改名する。」

「か、改名…?」

「また犠牲者が…。」

「可哀想に…。また、船長のネーミングセンスが大暴れだ…。」

「酷い…あまりにも酷い…。」

「ロー君、ボクは何になるの?」

「そうだな…ベポ。お前昨日何食べた?」

「イッカク。」

「よし、ハンチング、お前は今からイッカクだ。」

「了解。」

「了解する方向かよ!」

「酷い!!!こんなのってあんまりだ!」

「なんでえ!なんでこんなことにい!」



「次はバンダナだな…。」

「続けるんですね?!」

「おいおいおいおい!なんの騒ぎだ!!!」

「キターーー!不穏な空気を察して天の岩殿がフルオープンしたーー!!!」

「戦闘後すぐに籠城したから一回も風呂に入ってないことを物語る悪臭があたりに立ち込める!臭い!死ね!」

「は?おれぁ…夢でも見てんのか…?船に女がいる…?!?!は?!なんで男女の首が?!?!」

「あーもーはいはいウルサイクサイウルサイよ〜〜。ロー君が首スパーン!女体に首ドーン!アンダスタン?」

「わかるわけねーだろがああああ!!!!」

「…バンダナ。」

「なんだよ!!!」

「お前、今日から名前ウニな。」

「あ?」

「決まったーーー!!!!恐らく風呂に入ってなくて爆発してる髪を見てウニに決めたーーー!!!!!」

「いいよ。」

「承認する方向かよーーー!!!!頭おかしいんじゃねーーーの!!!!」

「クリオネの声煩い。死んで。」

「クリオネはしゃぐな。ぶち殺すぞ。」

「相変わらずおれにはあたりがキツイーーー!!!!ひどいーーーー!!!!」

「ということで、先の戦いでハンチングとバンダナは死んだ。」

「アンダスタン?」




「ァィァィ。」













ダメだ。本気だコレ。









「声がちいせぇぞ。」

「「「「アイアイキャプテン!!!」」」」



20190213
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