※続きです。
※オリジナル大量
※捏造














ハンチングはカニスの後頭部のパーツを持ち上げ、そして唱えた。










君は今から、トラファルガー・ローの忠実な僕にして、僕の親友。



名前は、キャンサー。






「死ぬまで共に。」






ハンチングはカニスの後頭部に噛み付いた。



カニス「うがっ」


ブゥゥン…


黄色い光の輪が2人を周りを回る。


アグリ「カニスうううう!!!!」

シャチ「オラァ!!」


シャチの放った斬撃が命中し、アグリの両足が宙を舞った。

膝をつくアグリ。

アグリ「があ!!」

ロー「シャンブルズ」


ごぉぉおぉおぉぉお!!!

鋭い咆哮と共にドラゴン姿のカニスがアグリの目の前に現れた。



ロー「お前の邪悪さをおれにみせろ、3号…いや、サシラ。」




アグリ「くっそおおおおお!!!!!!」


黒いドラゴンは躊躇いもなく、アグリを頭から食いついた。

あたりに赤い液体が散る。

グゥルゥゥウ!!

アグリ「うぎぎぎぎ…!」



黄色い光の輪が消え、ハンチングはその場に倒れこみ、意識を失ったカニスだったものの頭が転がった。


バン「ハンチング!!!」

バンダナはぐったりと横になっているハンチングに駆け寄る。





ロー「寝てる場合か?ハンチング」

ハンチ「…う…」


うっすら目を開け、近づいてきたバンダナを見る。








ハンチ「なんて顔…してんのさ。」
バン「クソ…畜生……ッまたお前は、クソが!!!!!」


ハンチ「…本当に、君はお人好しですね。反吐が出る。」


ロー「そういうのは後にしろ。死にたいのか。ベポォ!!」


ベポ「アイアイキャプテン!」


ベポは血だらけのスパナを背負って船に向けて走り出した。


ロー「バンダナ、その辺の肉片を集めてテメェも船に戻れ。いいな。」


ローは鬼哭を抜くと、サシラとアグリの方に走り出した。


ロー「それ(ハンチング)は置いていけ。」


バン「ロー!!!」

ハンチ「邪魔。どいて」


ハンチングはバンダナを振り払い、四つん這いになったかと思うと、身体があっという間に黒い狐の姿になった。そしてローの後に続く。


ローは鬼哭を一閃。サシラの牙を何とか止めていたアグリの腕を胴体から外した。


ロー「シャンブルズ」


アグリの腕とハンチングの位置がすり替わった。


ハンチ「クスッ 熊が狐にやられるなんて、前代未聞だねぇ。貴方の事なぁんにも知らないけど、命令だからさ。恨まないでほしいんだよねぇ。」


アグリ「!!?!」


黄色い光の輪が2人を周りを回る。


バン「やめろおおおおお!!!!!!」









おぞましい笑みを浮かべたハンチングは唱えた。










「イレイズ」





黄色い輪が針のようになり、アグリの脳を貫いた。











20180708
×