※※第３３７話:Make Love(&Sex aid).46

---

　ズプッッ――――――…！

　絶頂となっている最中に、一気に挿入される。

　「んんんんんっっ!?」
　イキながらイけてしまったみたいな感覚に襲われ、ナナは乳房を揺らした。

　「は……あっ、」
　くちびるが放され、唾液が細く艶やかに糸を引く。
　その間にも過激に、奥を突き上げられている。



　「あっあっあ、あっあっああっあっ…っ、あっ、んっあっああん…っ！」
　ナナはひっきりなしに嬌声を上げた、首筋にキスをしていった薔は乳房にもキスをして、乳首を口で弄くる。
　舐め回して吸いついて、ピストンと同時に胸も責める。
　「や…っあっ、おっぱい…っ、そ…っなっ、弄っちゃっ…っ、あああんっ…っ、」
　胸も気持ちがよく、お仕置きだからこその苛烈さでも善がってしまい、ナナは感じまくってどうしようもない。

　「嫌ならもっとしてやるよ……」
　本心を見透かしながら、薔は腰づかいも乳首責めも強めた。
　吸い上げた乳首を甘噛みして、かたほうはゆびでこねくり回す。


　「あっ…あああああっっ！」
　ナナはまた絶頂となり、可愛らしく潮吹きをした。
　その隙に、乳首に吸いついた彼はパンツを引き裂いて脱がす。

　スカートは捲れ上がり、アソコは剥き出しになった。

　「あんっあっん…っ、あ…っ、はああ…っ、」
　びちょびちょになった下着を肌から引き剥がされたナナの躰は、興奮して収縮が増す。
　「……俺をあんあん言わせてるだけじゃ、こんな事できねぇだろ？」
　薔は乳首を舐め上げ、お仕置きの名目を思い出させる目的も含め、確かめた。

　「おまえはそれでもいいのか？」






　ナナはそれでもいいのかと聞かれるとそれだけでは嫌なので、小さく首を横に振る。
　お仕置きが大好きな不埒な躰をしているのに、お仕置きをしてもらえないのは耐え難い。

　まさに、夢に見たあの感じだった、それでは焦れて狂ってしまう。

　「だろ？」
　彼女の気持ちも確認させた薔は妖艶に笑うと、より一層激しく最奥を突いた。

　ズッ…！ズチュッ――…！

　出し入れの度に、彼に彼女が絡みついて淫らな光景が広がる。
　ナイトテーブルからスマホを引っ張り寄せた彼は、その様も動画に収めだした。

　「あああ――――――…っんっっ！」
　撮られている愉悦も相俟って、ナナはオーガズムを得る。
　跳ねた腰を逃がさないように、薔は奥へと捩じ込んだ。

　「あっあッあ…っンっ、あ…っ、はあ…っんっ、」
　深く嵌められたままガクガクとふるえるナナは最高の辱しめを受けて、カメラの前でも遠慮なく乱れていった。

[ 409/536 ]
[前へ] [次へ]

[ページを選ぶ]

[章一覧に戻る]
[しおりを挟む]
[応援する]

戻る