※※第310話:Make Love(&Grant).188







 くちゅんと、蜜を引き寄せたゆびがクリトリスを優しく摘まむ。

 「あっ…あ…っ、あ…っ、」
 快くて身を捩った真依は次第に、彼のシャツをたくし上げられる。
 こねられるとどんどんクリトリスは膨れていった、中までじんじん疼きだす。
 「まだまだすっげえ蕩けてきたよ?」
 見られるようになったソコへふと視線を向けてから、笑った屡薇はゆっくりと入り口も撫で始めた。
 ゆびさきが艶かしく襞を弾く。


 クチュッ…グチュッ――…

 愛液は溢れて、次々糸を引いた。
 「あ…っあっ、っん…あっ、」
 気持ちよさに躰を反らした真依の胸はもちろんブラジャーを着けていない、迫り出した乳首の形がはっきりと窺えるようになっている。
 屡薇は服ごとその突起を口に含み、強弱をつけて吸い上げた。
 「んあっっ!?ああ…っんっ、」
 ビクンとふるえた真依のヴァギナはキュウキュウと狭まり、狭くなったところをわざとゆびで拡げられる。
 濡れすぎた入り口は大胆に拡がり、ひくひくと物欲しそうにうねっていた。

 「指入れちゃってもいい?」
 今にも容易く入りそうな状態にいながら、屡薇は言葉にして確かめてくる。
 吸われた乳首が、張り付いたシャツの下で卑猥に弾む。
 「っ…っっんっ、……うん…っ、」
 瞳を潤ませて、真依は頷いた。
 ちょっと卑怯だとも思ったが、特にツッコミはしなかった。


 「だよね?なんかここさ……俺の指ぎゅうってしてて、吸い寄せたがってるもん……」
 浅くでグチュグチュとゆびを動かしてみた屡薇はスムーズに、1本を咥え込ませた。
 「んんん…っ、」
 腰をくねらせた真依はさっそく抜き差しをされ、伸ばしたつまさきをソファに立てる。
 彼は再度乳首を吸って、Tシャツと擦れあうように舌を這わせた。

 ゆびは2本に増やされ、愛液が滴り落ちる。
 ソファのうえはぐしょぐしょになり、尚も水溜まりを広げていった。


 時折乳首を甘噛みされたりして、真依は我慢がならなくなる。
 ゆびを必死で締めつけていると、3本に増やされGスポットを執拗に擦られてゆく。

 「ん…っ、あっっ!」
 達した真依は片手でぐいと、Tシャツを捲られた。
 乳房がむき出しになり、揺れ動く。

 やわらかな丘を揉んだ屡薇は彼女のくちびるへと、キスを落とした。
 初っぱなから舌を絡めて、濃厚なキスだった。



 「んっんう…っんっ、」
 まだまだイけてしまいそうな真依は躊躇いを捨てて、キスを貪る。
 ゆびは何度でも抜き差しされ、親指は不意討ちで勃ったクリトリスをこね回した。

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